やっと、お仕事終わり 美羽です(゜∀゜*) 早速ですが、 朝約束した通り、小説を投稿させて頂きます 友達の男の子の体験談なので、主人公の男の子視点で物語は進行します。 初回なので、とりあえず今回は2話まとめてお送りするよ~ 『パチンコホールで捕まえて』 俺がパチンコを始めたのは、高校をやめてすぐだった。 18歳だったが、大学にも行かず、働きもせず、 俺はいわゆるプー太郎だった。 実家暮らしという事もあって、特に焦りもなかった。 俺が何もしなくても、親が養ってくれる。 つまり、俺が生きていく分には全く困らない訳だ。 親は、バイトでもいいからとにかく働け。 と、事あるごとにやかましかったが、そんな言葉はすでに耳にタコ。 俺はどこ吹く風とばかり。 自堕落な生活を続けていた。 パチンコに出会ったのは、そんなある日の事だった。 友人がパチンコで大勝ち。 なんと1晩で10万円稼いだという。 何だ、その夢みたいな話は。 まさかパチンコがそんなに儲かる遊びだとは思っていなかった。 働いていないのだから当たり前だが、常に金欠病の俺は、家に飛んで帰ると、親から小遣いを貰い、早速近場のパチンコホールに飛び込んだ。 まぁ。 パチンコホールに初めて入った俺の感想といえば、 『とにかくうるせぇ』だ。 頭がかち割れるかと思う程の大音量に、すぐさま回れ右しようかと思った程だ。 そこをぐっと堪えてホールに入って、てきとうに近場の椅子に座る。 パチンコのルールも何も分からないから、見様見真似。 だが、 見様見真似の素人パチンコで、俺は見事に大勝利をおさめた。 つまり、一晩で8万円程稼いだ訳だ。 椅子に座ってるだけでこんなに稼げるなら働く意味ねーな。 俺は、瞬く間にパチンコにのめり込んでいった。 Next⇒