我々の社会はほぼ全ての事がルール化されている。 法的に定められたルールもあれば暗黙の了解で決められたルールもある。 日本では車は左側通行… これは法律で決まっている。 エスカレーターは関東は右側が追い越し、関西は左側が追い越し(にやり これは暗黙のルール。 『マジやばい』の『マジ』も『やばい』もいつの間にか浸透した近代言語。 社会という集団の中では多勢に無勢、 多勢が社会のルールを決めていく。 スロットも今では『普通』となっているものも、『普通』にすることに貢献した機種があるのです。 という訳で、今では普通だけど、原点はこれだシリーズやります(にやり ・ゲチェナ スロットで最も有名なリーチ目となった右リール下段にチェリー付きの7が停止した目。 これをポピュラーにしたのは、やはりニューパルサーだと思うのです。 最近は純粋なリーチ目タイプの台は少ないけれどそれでも大概の人が知っている目ではないでしょうか。 ちなみにゲチェナが止まっても上段にリプレイが揃ってたら無効だからな?(にやり ・三連図柄 最も有名なー確目。 元祖はサンダーVでしょう。 サンダーVは他にも予告音やリールのバックライト等をポピュラーにした功績があります。←元祖ではない ちなみに三連図柄は成立プレイでは出ないというのが普通(今は違いますが)でしたが、花火は遅れ時に変則押しで成立プレイにも三連図柄を出せました(豆知識? ・遅れ スロットの激熱演出の一つとして定着している『遅れ』。 有名にしたのは花火でしょう。 当時、遅れが分かる分からないで線引きされてましたが、慣れればよそ見してても分かります。 出現率が低い分、大花火の間延びの方が分かり辛かったです。 ・中段チェリー もはや、スロットでは最強役となった中段チェリー。 昔はチェリーは2枚役だったので中段に止まっても2枚しか払い出しがなく、どうせなら角で!と思ったくらい最弱役でした。 そんな中段チェリーを最強役に昇格させたのは北斗の拳。 もはや中段チェリー待ちと言っても過言ではなかったし、その認知度は強すぎたため、以降、中段チェリーは強いと意識付けされました。 小役解除(重複)の概念も北斗あたりから普通になりましたね。 ・単チェリー 中段チェリーばかりにいい顔はさせない。 角でも偉い!の単チェリー。 元祖はアラジンと言わざるを得ない。 他にも角からの三連チェリーが偉かったり、色々な機種がありますが、単チェリー推しでお願いします(ぁ ちなみに4号機時代からジャグラーでは単チェリーがチャンス目的に台に貼られてましたが、当然、小役重複はない時代なので成立後しか拝めない出目でした。 それが5号機になり本当にぺ確目になったのだから凄い先取りをしてたなと思います。 ・純ハズレ 今ではプレミア役扱いの純ハズレ。 出目からは見抜けないのが主流ですが、有名にしたのは獣王。 AT機という性能上、ほぼ毎Gベル(敢えてベルと呼ぶ)が成立するため、AT機ではハズレがレア役になります。 獣王は見た目も分かりやすい出目でした。 ・枠下BAR これはもう初代番長でしょう。 それまで主流だった上段BAR狙いから一気に今の主流の配列に変えたのが番長。 大花火も下段BAR狙いでしたが、滑ってレア役orチャンス目という配列に変えた功績は大きい。 ステージチェンジ+枠下滑りは悶絶でしたね。 とまぁ、書いてたらキリがないので今回はこの辺にしときますが、普通が普通になるにはそれなりの変遷があるという事です。 生きているのが当たり前、ではない時代があった、今でもそういう世界がある、、 という事は忘れないようにしたいものですね。