理論的に言えばパチンコではボーダーを越えている台を終日打てば勝ちに収束する…というのがよく聞く話。 理論的には間違ってないとは思う、当然抽選回数が多ければ多い程確率は収束していくので釘が良くて回る台を打つのは必要最低条件なのです。 ではさらに理論的に考えた場合、収束にはどれほどの試行が必要なのか。 一般的には最低でも分母の30倍程度の試行が必要と言われているが、確率の誤差10%以内に収めるためには分母の1000倍の試行が必要になると言われてます。 大数の法則であったり、モンテカルロの定理であったり、ベルヌーイの定理であったり…いろいろ確率の収束については議論されてますがざっくり言うとこんな感じです。 パチンコで1日に回せる回数は良くて3000回程度。 MAX機なら分母の7~8倍程度しか回せないのです。 ここでまた落とし穴。 現実的に遭遇しうるハマりとしては分母の8倍程度までならあり得る(当然それ以上も有り得ますが という事は1日打ってもパチンコなら1回も当たらずという事もあり得るのです。 最初に戻って、ボーダー以上なら粘る価値ありという考えは粘る価値はあっても勝てるとは限りませんよという事。 それならその台を毎日打てば収束するのか? まぁパチンコが完全確率を謳う以上は初当たりは収束するんでしょうね。 ざっくり終日打って4ヵ月くらいで(ぁ ホールも馬鹿じゃないので釘は変えるのでそんなに美味しい状態はそんなに続きません。 じゃあ回る台を打つのは馬鹿なのか?と言うと、最初にも書いたように必要最低条件であって回らない台を打つなど論外です。 悪い話ばかり書いてますが収束を前提に話せばハマりがあるという事は確率内での当たりもそれだけあるという事なのでそんなに悲観することもない。 要はベストケースを想定するのではなくワーストケースを想定して打つというのが必要ということ。 今日その1万がなくなっても痛くないならもう少し粘ればいいし、なくなるとマズい、当たって返って来なきゃマズいと思うなら黙って帰るべき。 そういう判断をサンドにお金を入れる度に冷静に考えていけばいいかと思います。