では寄り釘と言われる袴釘、風車について書いてみます 寄り釘の役割はヘソへ向かわせる事です。 ここでの注目は袴釘から落ちてきた玉が風車の内側を通ってどれだけ道釘に乗るか?です。 これもゲージによって釘調整の妥協が大きく変わりますが風車から道釘に乗る割合と風車から外へ逃げたり風車の内側を通っても、道釘に乗らずに、風車と道釘の隙間を抜けてしまう割合に注目して下さい。 袴釘から6割~7割ぐらい道釘に乗れば問題ないレベルです。 これは、ある程度釘読みが出来ればで判断出来ます。 ただ、いくら道釘に乗る割合が高くても、その時点で玉の勢いを殺されていたり、その先の調整次第で廻らない場合もありますので、道釘上からヘソまでの玉の動きを見る事で廻らない理由も見えて来ます。 7割以上道釘に乗ってくる台は余程何かが酷くない限り廻ると思います 寄り釘は機種によっては出玉にも大きく影響しますから『向かう割合』に注目して下さい。 ジャンプ釘の役割は、落ちて来た玉をスタートチャッカーへ誘導するのが役割です。 このジャンプ釘の注目点は勢いを殺して如何にヘソ入賞させるか!です。 せっかく勢いのある玉が道釘から来てもジャンプ釘で吸収してくれなければ、ヘソ釘を飛び越える玉が多くなります。 玉の勢いを殺したいのですから、上に叩かれている調整の釘がプラスとなりますが玉の速度やヘソ釘次第で角度調整の判別は異なりますので、落ちてきた玉がジャンプ釘に当たってから、どのような動きをするのか注目して下さい。 ただ上に叩かれている調整の方が自力でステージに乗りやすいので、この辺りも含めて玉の動きを見て下さい 続きます