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日記

コーナーを攻める。

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えいチキさん

ブロガーランキング:45位
車やバイクで、限界ギリギリを狙いコーナリングする事ですねぇ。


ブレストの例題として出たので、もう少し突っ込んで書いてみます。



レーサーは、毎回、コーナーの度に、限界ギリギリを狙いコーナリングしないです。



持てる技術の80%~90%の力でコーナリングしています。



上位陣を追い掛ける為にプッシュしたり、後方から追い上げて来た者を振り切る時とか、そんな時には、100%~120%の力でコーナーを攻めます。



また、ストレート(直線)では出来るだけ車体(バイクの場合)に伏せて、体をリラックスさせて体力を温存します。

(車の場合は、構造上、車は真っ直ぐには走らないので、コーナーよりは休める程度かと思います)


(バイクの場合は、構造上、アクセルを少しでも開けていれば、真っ直ぐ走ろうとする乗り物です)


言ってみれば、ストレートが休憩する部分で、ここで気を抜くとも言えます。



だからと言って、ボォ~ってはしてないです。



ストレートで休みながら、ライバル達のコーナリングの弱点を考えたり、どこのコーナーが自分より遅いのかを考えて追い抜くポイントを考えています。



これは、カーレースでも同じです。




自分のマシンは、他者よりストレートで速いなら、メインストレートで抜く事を考えて、最終コーナーを、どう曲がれば良いのかと考え組み立てます。




また、他者より低速コーナーが自分のマシンが速いなら、出来るだけスリップを使って、低速コーナーまでに食らい付く事を考えます。




レース番組を観る時に、こう言った点を覚えておくて、レーサーが何を考え走ってるか理解出来たりして面白いです。



スプリントレースと耐久レースでは、ちょっと違って来ますが、基本的には同じです。



スプリントレースでも、常に100%では走ってないです。



120%の力で追走したのは、セナ&プロ時代のナイジェル・マンセルが、モナコGPで、セナをラスト数ラップを猛追したのが今でも語り草です。


(逆にセナが追走劇を繰り広げた、モナコGPも有ったかと思います)



パワースライドして車体が暴れようが、お構い無しで、アクセルを踏んで追走したのが語り草です。

(殆ど、ドリフトに近い状態で、F1マシンで、それをやるかぁ~って思いました)



あの時代のF1マシンは、車体がエンジンに負けてましたので、コーナーでラフにアクセルを踏むと簡単に横を向く



それを力付くで強引に曲げて行った技術は凄いです。



マンセルだからこそ出来たんだと思います。



他者とどこが遅いか速いかを見てると、レースを100倍、楽しめますよう。




(^^;

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