ラインの長さと竿の長さの事に付いて、私に成りに書いてみます。 テンカラ竿の写メは、私の中では『鬼竿4兄弟』としていますが、右側のテンカラ竿は、宇崎日新製のゼロサム鬼テンカラ本流450と言う竿で、厳密には鬼竿シリーズの竿では有りません。 ですが、榊原正巳さんがプロデュースし、宇崎日新が製作販売しているテンカラ竿です。 私は、渓流域では鬼竿typeⅢを使い、山寺等の開けた本流域では、鬼本流と使い分けしています。 真ん中の鬼竿typeⅡは、ホームのヤマメの流域で使うのに、丁度良い長さの竿なので、鬼竿typeⅡを購入しました。 (まだ、実釣では使ってないし、テンカラしに今季は、まだ行けてないです) 私は基本的には、ロングラインは使いません。 使わないと言うより、使えないと言うのが正確です。 長いラインを使っても、竿よりも50㎝~1mほど長いラインまで使う事は有ります。 それ以上、長いと、キャストの正確性が落ちるので、私はここまでの長さのラインを使います。 基本的に、毛鉤を振る立ち位置は、ポイントから遠いほど、テンカラ釣りに於いては有利と成ります。 で、長いラインに成る程に、キャストが難しく成って来ます。 なのでそんな時には、竿をワンランク長い竿と交換し、振り易い長さのラインにしてキャストすると良いと思います。 竿が長く成りますと、今度は上空の木の枝、蔓に気を配る事が、しなくては成らなくなりますけれどもねぇ。 短い竿で、長いラインを操れるならば、竿を交換せずともいいんですけども。 4.5mのテンカラ竿は、通常、必要無い長さです。 でも、持ってると、渓魚に悟られずに、楽にキャストする事が出来ます。 渓流域(広い大源流域も)で有るならば、3.5m前後の竿、4mクラスの竿と、2本のテンカラ竿を持ってれば、使い分けして使う事が出来ます。 これに藪沢用にと、3m前後の短いテンカラ竿を持ってれば、何処ででも対応可能に成ります。 因みに、初心者が最初に持つのが、3.5mや3.6m前後の竿が良いと言われてるのは、振り易い長さだし、ちょっと広めの開けた渓でも対応出来る長さだからです。 でも、色々と経験を積んで来ると・・・ 4m竿との長さの差は、60㎝しかないですが、この差はデカイと感じる様に成ります。 これは、テンカラ釣りの場数を踏めば分かる様に成って来ると思います。 逆に、3.6mの竿と3m以下の竿の長さの差も、デカイと感じる様に成ります。 今のところ短いテンカラ竿は、ポケットミニとパックテンカラで我慢してますが・・・ 3mか2.7mの竿で、購入を検討に検討を重ね中の竿が有ります。 ちと、高価なテンカラ竿に成りますので、熟孝している最中です。 私的余談は置いといて。 振り易いラインの長さは、竿と同長~竿より1m位までです。 達人級な人は、4mの竿で、12mのラインを操る人が居ます。 最初は竿と同長で始めて、20㎝位刻みで長くしていけば、竿より1mほど長いラインでも振れる様に成ります。 そこから更に長いラインは、練習しないと難しいかと?思います。 因みに、榊原さんは、近くの駐車場で、仕事が終わり帰宅してから、毎晩必ず練習したそうです。 私は、毎日じゃないけど、時間を見つけは練習しています。