テンカラをやってみたい。

始めたばかりで、安価過ぎる竿を買ってしまい、毛鉤を上手く飛ばせない。

なんて人に奨めるテンカラ竿です。

(安価な竿の中にも使える竿、毛鉤を飛ばせる竿は有りますが、気持ち良く飛ばせる竿は殆ど無いです)






左側から順番に、竿の名前を紹介します。


スズミ釣具の『流清360』

シマノの『天平テンカラLLS36』

榊原さんの『鬼竿typeⅢ』(3.4m)

シマノの『PACK・TENKARA・ZW』(3.1m~3.4mのズーム付き)


この４本のテンカラ竿の中で、流清は一番安価な竿です。


他の３本のテンカラ竿よりは性能的には劣りますが、毛鉤を飛ばし易い竿では有ります。


上州屋価格で、6,780円と安価な竿では有りますが、作り込みがシッカリしているし、質感も、余り安物感を感じさせない竿です。


10,000円を切る価格帯のテンカラで、私が奨めるなら、流清です。


他の３本は、どれを購入しても満足すると思います。


が、必ず不満な点は出て来ます。


鬼竿typeⅢが私は一番のお気に入りです。


が、もう少し破損に強ければと言う不満な点が１つ有ります。


その代わり、キャストが上手く為ったと錯覚するようなキャスト性能が魅力な竿です。


天平は、振り易さと丈夫さを兼ね備えた竿で、初心者が所有し使うには打ってつけな竿です。

多少、木の枝に、ぶつけても破損しにくいです。


これは、シマノのテンカラ竿全般に言える事ですけどねぇ。

PACK-TENKARA(以下、パックテンカラ)は、渓流テンカラZLと本流テンカラNPと兄弟竿で、流れを汲む、シマノの最新のテンカラ竿です。

パックテンカラは、私は鬼竿typeⅢと甲乙付けがたく、性能的には鬼竿typeⅢと同等、或いは若干、気持ち的に鬼竿typeⅢより下かと思います。

でも、キャスト性能はトップクラスな竿です。


竿のパワー的には、鬼竿typeⅢより上です。


逆な言い方をすれば、鬼竿typeⅢは余分ものを削ぎ落とし、キャスト性能に特化した竿だと私は感じています。


購入資金が3万円以内と許すならば、鬼竿typeⅢかパックテンカラを奨めます。

1万5千円前後まで許すなら、天平を奨めます。


出来るだけ安価で、毛鉤を気持ち良く飛ばせると言う条件なら、流清を奨めます。