どうも ヘルシングです お待たせしました。 クイズの回答と前回ログの続きです。 私は… 『鼻眼鏡シート達成のお客様』 こう書かれた掲示板を見つけました。 『達成者のコメント』 … 『案外単純で、屁理屈なしに回答の理由が[はい]と[いいえ]このどちらでも同じ答えになる』 … このコメントを読んで閃きました… これは、いわゆるバラドックスなのか? そうだとしたら… 『そうか、、、、、わかったぞ!』 もし、閃いた回答が間違っていたら、今日は大人しく帰る事にします… もう、これ以上の回答は無いはずです。 私は意を決して、店員さんのところへ回答を告げに行きました。 そんな私を見て察したのか… 『気づいたんですね…』 鼻眼鏡をかけた店員さんの目がそう言っているように見えた。 そして… 私… 『わかりましたよ』 店員… 『では、回答をお願いします』 私… 『あなたは、この鼻眼鏡シートを打たせたくないと思っていますね?』 店員… 『それは、なぜですか?』 私… 『返事が[はい]ならば、僕はあなたの心を読んだ事になる』 … 『返事が[いいえ]ならば、鼻眼鏡シートを打たせたくない…とは、思っていない事になる』 … 『それでは、僕がこの鼻眼鏡シートを打って良いですか?』 ……… …… … 店員さんに回答を告げると、某クイズ番組の司会者のように、緊張した表情になっている… 落雷で地響きが唸るような、一瞬で店内の空気が氷結したような感覚を覚えた。 私は、唾を深くゴグリとのみ込んだ… 次の瞬間… 『おめでとうございます!!!正解です!!!』 この時… 曇り空が一瞬で晴れたような歓喜に包まれた。 私は、満面の笑みを浮かべながら… 『ありがとうございます!!!』 深々と店員さんにお礼を告げて、早速打ちだそうとすると… 店員… 『お客様ちょっと待ってください』 ん? まだなにかあるのか? 店員… 『鼻眼鏡シートを打つには、鼻眼鏡をかけてもらはないといけません』 店員さんは、そお言うと自分がかけていた鼻眼鏡を外して、私に差し出した… この時… 私は、この店員さんの顔を見て固まってしまった… 『あ、あんたは…』 鼻眼鏡特別編[完] つづく… 長文読んで頂けて、ありがとうございます アディオス