今回は 「期待値とは何か?」 について書きます なので期待値に興味のない方にはとてもつまらない話です サイコロを例にとって説明します 6つの目があるサイコロで1の目が当たりだとします サイコロを一回振るのに100円で当たりを引いたら600円もらえる場合の期待値は0円です これは理屈ではわからなかったとしても、感覚的にはわかると思います 理屈で説明するなら 投資100円で 回収が平均で600×1/6=100円 だからです つまり 600×1/6-100=0(期待値) では一回80円で振れた場合なら 期待値は20円です 単に期待値20円と聞いてもピンと来ない方もいるかと思います ではこれを600回繰り返したらどうでしょう 投資は80×600=48000円です 平均で当たりを100回引けるので 回収は平均で600×100=60000 つまり600回振ったときに平均で勝てる金額(期待値)は 60000-48000=12000円です これなら一回で平均20円勝てているのがわかります このように確率通りに引いたときに勝てる(又は、負ける)金額を期待値といいます。 初当り確率1/300のパチンコの場合は300個の目があるサイコロを振っているのと同じです 確率が低いので600回やそこらじゃ収束しませんが・・・ パチンコ上手な方は後者の例のように一回振るのにかかる金額を抑えたり、当たったときに貰える金額を増やしたりすることで期待値を稼ぎ、結果収支をプラスにしているわけです。 期待値は 平均回収金額-平均投資金額 で求まります パチンコで言うなら (初当たりからの平均出玉) -(初当たりまでの平均投資玉数) 初当たり1/300であれば 上の式で300回転回したときの期待値を求めることができます つまり一回転あたりの期待値は上の式を300で割れば求まります 続きます