パチンコ・パチスロ関連で全日遊連・日工組・日電協よく耳にするけど一体どんな組合なのか? 今回は、知らない方も多いし名前も似ててややこしいので何の組合なのかを簡単に書かせていただきます。 それでは早速それぞれどんな組合なのかを見てみましょう。 ◇3つの組合 全日本遊技事業協同組合連合会(全日遊連) ・全国のパチンコホールが加盟している巨大組織 →ほぼ全てのパチンコホールが加盟している為、まとまりがある。 日本遊技機工業組合(日工組) ・パチンコメーカーが構成する組合 →ほぼ全てのパチンコメーカーが加盟している為、まとまりがある 日本電動式遊技機工業協同組合(日電協) ・パチスロメーカーが構成する組合 →加盟していないメーカーも多数ある為、日工組と比べまとまりがない ◇遊技機仕様に関する内規 日工組 ・発足時点から内規規制を設けていた。 ・内規の基本として、日工組の自主規制なので日工組が自由に改定出来る。 ・警察庁の影響を受けやすい立場にあり、規制改定出の度に警察庁に内容を提出しなければならない。 日電協 ・2009年まで内規はなかったのだが4号機廃止の時より内規が設けられた。 上記を踏まえた上で、警察庁から見たそれぞれの印象を簡単に説明すると、 ◇警察庁から見た印象 日工組 言うことを聞くイイ子ちゃんで、内規規制(自主規制)も設けているから安心。パチンコの規制に関しては、日工組に任せておけば大丈夫だろうといった考えで、警察庁が直接指導することが少なかった。 日電協 言うことを聞かない悪い子ちゃんで、内規規制が設けてない(2009年以前)から不安。パチスロの規制に関しても、警察庁が直接指導することが多かった。 といった感じでした。もっともこの図式はある日を境に崩れ、それにより内規規制が頻繁に行われることとなるのですが、そのお話は、またの機会に。