株式会社サンセイアールアンドディは、7月19日、人気漫画キャプテン翼をモチーフとしたパチンコ機「CRキャプテン翼 南葛V3激闘編」の新台プレス発表会およびキャプテン翼ファンフェスタ2015実行委員会による「キャプテン翼ファンフェスタ」キックオフセレモニーを東京ドームシティにて開催した。

発表会に先立ち、同社執行役員 営業本部 長谷川和馬 本部長による挨拶が行われた。「今回、販売する上でのキーワードとして“ニューヒーロー”というワードを掲げ、世界的にも知名度のある翼はニューヒーローになると確信している。またニューヒーローが出現する業界が盛り上がりを見せるので、是非この“翼”で業界を盛り上げていければと思っている」と話した上で「今作は6月で6万台完売し、8万台受注があったがお断りをしないといけない」とも明かした。

続いて、開発製造本部 山下 耕司 エグゼクティブプロデューサーと、ゲストのキャプテン翼の原作者である高橋洋一先生、元サッカー日本代表の前園真聖さん、タレントの益若つばささんが登壇。山下氏による機種説明では「ストーリーは中学3年生のV3を賭けた全国大会が舞台。またST中はワールドユース編を舞台としており、世代的にはストライクな演出を搭載。さらに特殊なタッチで描かれた2Dのような3Dにも注目してもらいたい」とした。
ゲストの高橋さんに感想を求められると「とても嬉しく思っております。試合のシーンなどは迫力満点でした」と満足気に語った。

さらに、本機の特徴でもあるパチンコ機では初の試みとなる11台連動した映像が流れる「ワールドJr ユースタイム」が披露され前園さんは「臨場感がリアルに演出されておりピッチに立っているような感覚」、益若さんは「11人で打つととても楽しそう」とそれぞれ感想を述べた。高橋さんは「2000年ごろからパチンコ化の話は頂いておりましたが、子供が読む漫画ということからお断りをさせていただいておりました。しかし、東日本での大震災の被災地でサッカーだけではなく、パチンコという娯楽が被災者の娯楽にもなっていることを見てから、復興の励みになればという思いでパチンコにしようと思いました。是非、エンターテイメントとして楽しんでください」とファンに向けて挨拶の後、フォトセッションが行われプレス発表会は幕を閉じた。

続いて、同会場で「キャプテン翼ファンフェスタ2015」のキックオフセレモニーが行われ、高橋さん、前園さん、益若さんに続き、パフォーマーの徳田耕太郎さんが登壇。

前園さんと高橋さんは、どんなシュートでも止めてしまうゴールキーパーマシン「S.G.G.K（スーパーグレート ゴールキーパー） ROBO若林源三」とのPK対決を行い、両者ともゴールを割ることは出来なかった。高橋さんは「この後、誰かがゴールを奪ってくれると嬉しいです」とコメントし、キックオフセレモニーは幕を閉じた。

午後からはROBO若林源三のほか、ゴールデンコンビスルーパスチャレンジやトラップチャレンジのほか、様々なブースが展開されていた。

本機の導入は8月3日を予定している。(一部地域を除く)