今回は6号機の少し細かいとこの話。 【攻略入門】に藤崎氏とあたくしの6号機の展望なんかも書いているので、良かったら見てくださいませ。 まずは現段階のルールをおさらいしましょうかね。 今回の6号機は3→4号機(リプレイの搭載)、4→5号機(BIGのシステム変更)のように大きく変わったところはありません。 6号機は出玉面の規制が主となっています。 1,ナビに関する自主規制 まず6号機は「役比」が重要になります。基本的には通常小役によるものが3割以上、ATやボーナス等「指示役物」によるものが7割以下のコイン獲得割合が基準となります。 6号機は役比モニターなるものを取り付ける事が必須となります。 これは、払いだされたコインの数値と種類を目視出来るというもの。 AT・ARTの規則は若干変わり、「ナビによる出玉を役物比率に含めない場合」には設定差は設けられないが、「ナビによる出玉も指示込役物比率として含める場合」においては、新自主規制としてATの設定差を設けてもよいとされています。 簡単に言えば、ATに設定差をつけるなら通常時のベースを維持してねって事ですな。 2,出玉率について ナビ状態に関しては基本的に1500G消化or2400枚獲得で終了となります。(HEI!鏡の仕様が今後も可能ならば事実上ほぼ無限となりますが) 6号機の最大の難関である段階試験の内容がこちら。 400G 220% (1,440枚) 1,600G 150% (2,400枚) 6,000G 126% (4,680枚) 17,500G 115% (7,875枚) このようになっております。1600Gの段階が今回新しい項目となっています。カッコ内はプラス枚数で、この枚数を超えた時点で試験は通りません。なお、5号機が119%の壁を破れなかったのと同様で、出玉率での「かいくぐり」は頑張っても不可能です。 特に短期における制限がかなり厳しいものとなっていますね。実はこれでも当初の制限よりも緩和されているんですがね。 シミュ上のどこを切り取っても1600G2400枚を超える性能を保持出来ないので、高設定はほぼ緩やかな右肩上がりになる事が予想されます。 ざっくりですが、これらが6号機の基本的なルールとなっております。 まずは1で述べた「役比」によって通常時のコイン持ちが格段に上がる事が予想されますな。 また、AT・ARTが出玉獲得のメインとなり設定差を作る場合、出玉性能が高ければ高いほど通常時のコイン持ちも上げなくてはならない事になるので、4号機のような尖った性能は厳しいでしょう。 「純増5枚」を謳った機種がありますが、間のインターバルを含めると実質3枚程度なのでは?あくまでも切り取ってみた場合が5枚なのかな?と考えています。 まぁボーナスを「純増13枚!!ドヤッ!!」って言っちゃってる感覚ですかね。 単純に純増3枚で考えても、半分以上は通常時に滞在。役比を考慮するとそれ以上は必須となります。 これで限界値ギリギリとなるので、純増5枚ともなると8割方が通常時となります。理論上可能ではありますが、面白そうかと問われるとあたくしは首を横に振ります。 現状のAT機で6号機に近い性能の台が「沖ドキ!パラダイス」ですかね。 ディスクアップみたいな台は6号機でもイケるので、個人的には出玉性能よりも出目や演出・システムで魅せて欲しいです。技術介入により幅を持たせる事は出来るので、5号機のぬるい仕様をガラッと変えてしまうのも面白いかもしれません。 天井に関しては有利区間上の話が前提なので、効率を考えても恐らく期待値を積むのは実際問題として不可能でしょう。 5.9号機同様、設定に素直に出やすい事が予想されるので「設定第一」が上策かと考えています。 6号機は設定さえ入ってしまえば5号機より勝ちやすくなると思いますよ。入るかどうかは別の話ですけどね 攻略入門ではやんわりと書きましたが、今後のAT・ART機は非常に厳しいものになります。 高純増をウリにした6号機も出ますが、未だにこういった「一撃性」を追って突き進んでいる間は厳しいように思いますね。 ゲーム性も「アメリカーナマグナム」や「コンチⅡ」のような「REG・sin偏向型3号機」に近いノーマルタイプなんかが出てきそうですがね。今の若者にはゲーム性が刺さらないんですかね。 悲観しつつも、どこかのメーカーが突破口を開く事を願っています。 また、あまりにも制限が厳しいので、規制緩和を期待してます。まぁオリンピックが終わってからの話になるんでしょうが。 以前あった「パブリックコメント」を募る機会がまたいつかあると思います。その際は、ファンとして各人思う意見を書いて欲しいなーと思います。 実際、以前のパブリックコメントでは若干の緩和があったので、多かれ少なかれ影響は与えていますよ。 今回はここまで。黒兵衛でした!