その子と始めて話をしたのは 3年の夏休みだった 3年生にとっては 最後の大会 この大会を終え 学校に戻ると 陸上部が練習が終わり 片付けてる頃だった 校門を出る時 たまたま その子が二人で近くにいたから いつやるの? 今でしょ!的な発想で 告白した 『話がしたいけど大丈夫?』 『少しなら』 二人っきりになって 『前から気になってた』 『俺と付き合ってくれ!』 1分程たってから 『今は陸上を頑張りたいのでごめんなさい』 『そか、陸上頑張れよ!』 俺にとってこれが 人生で最初で最後の告白だった 夏休みが終わり9月に入ると 体育祭、文化祭とイベントがあり 体育祭では 『棒倒し』 これが一番盛り上がる!! 始めて2分で 俺は大暴れして退場! 罰として 閉会式が進む中 グランドの片隅で 『公開丸坊主』が実施された ↑ こんなの昔は普通にあったからね! 体育祭が終わって帰る時 先輩と言いながら近づいてくる二人 『怪我、大丈夫ですか?』 『先輩のハチマキ下さい』 と俺を振った子が言ってきた 快く手渡したんだけど 何故、俺のなんだ? と悩みながら帰った覚えがある 文化祭もそうだった 『これ食べて下さい』 と焼きそばとフランクフルトを渡された 修学旅行の土産も貰った この子たちはいつも二人でいたんだよ 従妹の母親は・・・・・・ ほんとにどっちなんだよ!? 次回 『過去の思い出 〜最終章〜』