昨年から騒がれているパチンコの天井機能についてですが、詳細が判明したのでお伝えしたいと思います。 主に時短についての規則改正ですが、その他にリミッター機能も改正されるようです。 (1)規定回転数到達で発動する時短(天井機能)について ・大当り確率(低確時)の2.5倍~3.0倍で発動 ・時短回数は大当り確率(低確時)の3.8倍まで ・設定により時短回数が変動してはいけない (2)大当り以外を突入契機とする時短について ・時短作動図柄当選で発動 ・時短回数は大当り確率(低確時)の3.8倍まで ・発動は低確時のみ ・設定により時短図柄当選率が変動してはいけない (3)大当り終了後の時短回数について ・制限なし(但し、天井時短を搭載している場合はその回数以下) (4)リミッター機能について ・リミッター機能は2種類まで持つことが可能 ・一方のリミッター割合を10%以上とする まず(1)ですが、大当り確率(低確時)が1/319.7の台であれば2.5倍~3.0倍ですから800~959回転の間に天井時短発動ということになります。 これは振り分けを持たせられるのか(810回転で発動することもあれば、870回転で発動することもあるなど)、あらかじめ〇回転で必ず発動と決められているのかは分かりませんが、意外と浅いですよね。 2.5倍ハマリや3倍ハマリなんて日常茶飯事ですから、割と天井到達に遭遇するケースは多くなりそう。 その分どこかで割を喰われそうですが、個人的には通常時1000回転ハマリが無くなるので嬉しい限りです。 そして時短回数についてですが、大当り確率(低確時)の3.8倍までとなっており、1/319.7の台であれば最大1214回転まで時短を付けることが可能。こうなるとほぼ次回大当り濃厚ですね。 ただ、下限が無いので時短100回とかも可能となります。そうなると天井の恩恵があまり感じられないので、せめて確率分母の回転数ぐらいは欲しいところです。 続いて(2)については、これまた今までには無かった機能です。 おそらく大当り確率や小当り確率の他に時短当選確率というのが存在し、それに当選することで時短突入となるものと思われます。パチスロで言うところのRTにボーナス非経由で当選する感じでしょうか。 ゲーム性の幅が広がる上にそこまで割を喰われる心配も無いので(当選確率や時短回数にもよりますが)、個人的に嬉しい機能。今すぐにでも搭載して欲しいです! 特にV確変機などはただ玉減りを抑えられるだけでなく、時短中は確変突入率もアップするので引けた時はテンション上がりそう。 続いては(3)。大当り後の時短は100回がこれまでの上限でしたが、それが撤廃されます。 これに関しては別に大当り後の時短増やすぐらいなら確変突入率増やせばええやんという話しなので、正直あっても無くても・・・と言った感じです。 最後は(4)。これは正直良く分からないので推測になりますが、確変リミットに振り分けを持たせられるということなのでしょうか? 「確変リミット3回or7回まで」とか。いずれにせよゲーム性の幅は広がりそうなので、少なくともあって困るものではないでしょうね。 これらを搭載した機種は既に申請が可能で、ホールに設置できるのは4月1日以降になる模様です。 第一弾はどのメーカーがどんな機種を出してくるのか楽しみですね! それでは、今回はこの辺で!