「誉めるときは、具体的に誉める」 恋人に「私のどこが好き?」と聞かれて、お決まりの「全部好き」と答えたら… 彼女のチャーミングポイントをよく見ていないことになる 彼女だって「全部好き」と言われて嬉しい訳がない 質問は「私のどこが好き?」と聞いているのに、考えつかないから仕方なく全部と答えたと解釈されてしまう 例えば人を思いやる優しいところ、瞳が綺麗なところなど、具体的に誉めれば喜びば倍増することうけあい ここだけの話し、いつ聞かれてもいいように練習しておいた方がいいですよ 社員が社長に「君は良く働くから」と言われても、定期的にみんなに言っているお世辞とも受け止められない あなたが「君は仕事が丁寧で、よく若い人をの面倒を見てくれるから」と言われたら、悪い気はしなく更に働く気になるだろう また誉め言葉でなくても、飲食店に入って「今日のお勧めは?」と聞いたのに、「全部です」と言われたら… ご存知にのように季節あるいは毎日の仕入れによって品種、産地は変わってくる それを料理人が判断してベストのメニューを作る訳だが… 「そうですね。今日のお勧めはホタルイカの甘酸漬けです」と言えばその店のやる気にお客は納得する それに「○○沖で採れた刺身用のホタルイカを…」とウンチクを語ればそれに越したことはないはず 僕は飲食店に入って、店の人に「美味しい」とは一度も言ったことがない 美味しければまた行くそれだけ。「帰る時に美味しかったです」と言っても1年も行かなかったら意味がない 店側としたら、「美味しかった」の言葉より、再来店の方がうれしいのだ この前中華料理の後継ぎで3年間と親とやって、最近息子1人で切り盛りしだした店に行った 帰る時に「親父さんと同じ味を出してるね」と誉めた これを「親父さんより美味しいね」と言えば息子より親父の方が料理が下手だったことになる 勿論そこまで考えてなくて、とっさに出た言葉 誉める時は具体的に誉める これが僕のポリシー