猫舌・・・この言葉は本来、犬派の私に使われるべき言葉ではないような気はするが、熱いモノがとにかく苦手な私は猫舌であると認めざるを得ない。 特に外食などすると、何でもアツアツ・・・。 フーフーと、少し冷ましてから口に入れるが、そんな無駄な行為は最初から適温で出してくれれば必要無いのだ。 例えば「つけめん」という食べ物があるが、これにしてもそう。本来の位置付けとしては「ざるそば」「ざるうどん」「ざるらーめん」。この「ざるらーめん」ポジションであろう・・・にも関わらず「つけめん」の「あつもり」・・・この「あつもり」を初めて食した時に「うわっ!あつっ!!」と思わず驚嘆の声を漏らしてしまったのを今でも覚えている。 「あつもり」といっても、まぁ少し温かいスープぐらいだろう・・・そういう勝手な認識でいた私に非があるのは明らかだが、これではフーフーが手間で美味しくいただけない。 ・・・というか、むしろただのラーメンなのでは?などと思い、つけめん派の方に尋ねてみると「それは、最後までゆっくり美味しく食べられるように」とのこと。 確かに、通常のラーメンだとスープを吸って麺が伸びてしまうところを別々にするコトで最後まで美味しくいただける・・・これは紛れもない事実なのであろうし、素晴らしいアイデアの賜物だろう。 しかし、「空腹こそ至高のスパイス」説を崇拝する私は「今日は、あの美味しいつけめんを食べるぞ」と腹を空にし行くわけだから、むしろ最初に最高の状態を食したい・・・。 なので私は「ぬるもり」の登場を切に願う。 などと意気揚々と語ると、つけめん派の方々に「お前は美味しいつけめんを食べたことが無いんだ」とバッサリ。 私は、どうせひけない「ゲーム数を毎G上乗せする激アツゾーン」よりも、ボーナス終了後に必ず突入する「コインが微増しながら次のボーナスを待てるほのぼのゾーン」の方が好きだ! などと力説すると「お前はひいたことが無いから、そう思うんだ」とグッサリ。 ・・・どちらにしろ間違いでは無いのだが、何でもアツイのはよろしくない。 最近のパチンコ演出で言うならば激アツに激アツが重なってやっと当たる・・・むしろ3大激アツのうち2つが絡まないと当たらない・・・など。 重ならないと、ほぼ当たらない時点で一つ一つは「激アツ」では無く、それはもはや「チャンス」であろう。 なので「大チャンス」などと表現されている場合もあるが、それはそれで、どの程度が「大チャンス」でどの程度が「激アツ」なのか分からない。 そのウチ「中チャンス」「小チャンス」・・・で済めば良いが「中の大チャンス」「大の小チャンス」などとワケの分からない信頼度表記すら登場するのではないかと不安になるほどである。(まぁ、そこまでいけば信頼度なんぞどうでも良くなりそうだが) なので信頼度○%~○%が「大チャンス」で信頼度○%~○%が「激アツ」との基準を決めていただきたい。 でないと信頼度が信頼出来なくなり、パチ・スロの面白さも半減してしまうのではないだろうか。 信頼度の信頼度が○%などという暗黒時代の到来だけは勘弁してほしいものだ。 激アツ演出や激寒ガセ演出を増やすのではなく「チャンス」程度の演出にこだわった台が出れば面白いかもしれない。 「激アツ」で当たるより「激アツ」で外すほうがヘコむ 「激アツ」で当たるより「チャンス」で当たる方が嬉しい 「激アツ」で当たるのと「チャンス」で外すのは同じくらい納得する 私の中の「激アツ」と「チャンス」に対する信頼度の認識である。皆様はいかがだろうか?