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パチスロ

仲良し夫婦と甘酸っぱい思い出

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コアラ貢男さん

ブロガーランキング:-位
ミリオンゴッドなんぞという台で1/8192を引いたのは、もう随分と前の話である。

初打ち、しかも投資3Kでの出来事に興奮しながら1200枚を叩き出したのは忘れようとも、忘れられない悲劇・・・喜劇(?)であり神々の系譜は随分と早い段階で途切れてしまったワケだが、先週この8192をひくだけの簡単なお仕事ですと言わんばかりの台・・・鉄拳デビルver.が導入され、私は再び8192の悲劇を繰り返さんとホールへ赴いたのが先週の木曜日。

結局、何も起きず鉄拳なのかデビルなのかという判断すらつきかねる状態のまま20K・・・
更に番長2でREG連からの10K
朝から計30Kほどやられた私が向かったのはアイムジャグラー。

言わずと知れた名機となったワケだが、このジャグラーというピエロは誠様々な都市伝説を産んでくれたのである。

他所見をしながら打つと光り易い。

ランプをライターの火で刺激すると光り易い。

ランプを隠すと光り易い。

レーザーポインターで刺激すると光り易い。

などなど挙げ出すとキリが無い・・・それどころか新しいネタまで飛び出してきそうな勢いであるが、中でも最もポピュラー(?)なのが「100G以内は連し易い」というもの。
コレに関しては当たらずとも遠からずといったところか・・・細かい数値は省くが、ジャグラーの確率から言うと2回に1回は100G以内の連をする計算になるので都市伝説ではないのだが、これを都市伝説として捉えると・・・ピリオドの向こうが見えるのである。

私がジャグラーのシマへ向かい、一通りデータを眺めているとB10R13総2800前後の台を発見。
しかし、自分を信じられない私は「またREGに騙されるパターンか」と悩んでいると横からひと握りの砂ならぬコインがジャラジャラ・・・。
朝一の台確保合戦でもないのだから確保してから考えれば良かったワケだが、そもそもその考えに行き着かないほど30Kのマイナスは私の精神に大きな爪痕を残していたのだ。

ならジャグラーのシマではなく病院へ行けよ・・・というコトでバラエティの夜勤病棟の前を素通りし、フロアを一周して再びジャグラーのシマへ戻ると、さっきの台が空いている。
データを見るとBもRもG数までもがそのまま・・・ヒッソリどこかに私物を置き、私が当たった途端に恐いお兄さんにイチャモンをつけられるのではないかと少しビビリながらも着席して打ち出す・・・するとスグ私の隣が空き台に。

データはパッ見で分かるほど良くない・・・ので当然無視なワケだが・・・再び一握りの夢を乗せたであろうコインがジャラジャラ・・・。
まぁどんな台でもヒキさえ強ければ出るワケですし、むしろ私の判断が間違ってる可能性の方が高いかもしれない・・・悲しいかな、それに関しては散々検証済みであるワケですからね。

他人が遊戯中の台には基本的には無関心なのだが、自分の台を少し回すと謎の違和感が・・・レバー音、停止音・・・その合間に聞こえる謎のズレと声・・・。
パッと見ると1G回す度にG数を数えている。
「えっ!?そんなの数えなくてもデータカウンタを見りゃ分かるのに。・・・・知らないのかな?教えてあげようか・・・でも新しいオカルトだったとしたらジャマしちゃ悪いしなぁ・・・まぁ小声だし、集中しきってるし、何より楽しそうだから余計なお世話ですよね(笑)変なコト考えちゃってゴメンなさい。てへぺろ」・・・

などとウダウダ考える必要など全く無かった。
私がデータカウンタに目をやると驚くことにG数が全く増えていないのだ。他の台ならいざ知らず・・・
アイムジャグラー
遊戯中にも関わらずG数が全く増えていない
・・・そうです。

1枚遊戯。

オイオイ・・・などと思っていると、小声が95・・・96・・・97・・・まさか・・・98・・・99・・・・・・100!・・・で起立。
ですよねー・・・。

私は朝から30Kやられたが、それはあくまで勝負に負けたとう話・・・それがこちらの奥方は、そもそも勝負すら成立していない状態でメダルだけが一方的に飲まれていたわけなのだ。

人の不幸は蜜の味という言葉があるが、これが人間の・・・いや、私の嫌な部分である。
それを見て、自分の精神的なダメージが少し和らぐ自分に多少の嫌悪感を抱きながらマイ遊戯に戻ると、二つ先に移動した奥方の元へ旦那と思わしき男性が現れ、たまにブドウが揃うが決して光らない奥方に向かって
「いくら使ったんだ?」
「1000円無くなっちゃったー(笑)」
「そうか!今いくつ?」
「65」
「じゃあ、あとちょっとだな(笑)」

などと一箱カチ盛った旦那(?)とジャグラー・・・もといパチスロを心底楽しんでいる奥方との甘酸っぱい会話が終わると同時に私はジャグラーのシマ・・・もとい、そのホールから姿を消していたのは言うまでもない。
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