こんばんは
にみーです



夏になって、そろそろ怖い話の季節になりましたね...


今日はホールで体験したとても怖いお話をしたいと思います。






あれは蒸し暑い夕方のことです


沖海３の状況が良さそうなので何台か下見をして一番良さそうな台に着席...


下見通りしっかり回り、台移動はしなくて済みそうなんて考えていると


何やらホール内の騒音に紛れて聞こえるはずのない声が聞こえてくるのです。


私が声の行方を探していると急に目の前に暗闇が…


と思った瞬間にもう何も見えないのです…


ただハンドルを握っているという感覚だけが指先に残り、困惑する間もなく3つの青白い光が目の前に現れたと思ったらフッと消え、また話し声が聞こえてきます。


私「夢？それとも現実に起こっている？」

少し考えていると、また3つの青白い光が目の前に現れ、今度ははっきりと話し声が聞こえてきます。




A「お前今日はええ日やなぁ」

B「まだわかりませんよ？最後に来るかもしれないですよ」

A「この時間や、それにこの間おった人やんか。この人なら大丈夫や」

C「ちょっと、あなたたちはまだマシよ。私は最悪でしたわ…」

A「そうやなぁ、今日はお前さんが一番我慢したなぁ」

B「そうですね、姉さんが一番頑張りましたね」

C「まったくもう…こんな日が続いたら私耐えられないわ」

A「まぁまぁ、そう悲観するこたぁないさ。明日はきっと大丈夫やって」

C「気休めは止めてよ」

A「気休めちゃうって、そんなん言うたらワシも今日は大概やったで」
「魚群出してもハズレたらバン、出さんくてもバン、当たってもフグならバン…どないせーっちゅうねん」
「だいたいな、ハズレ引いてる打ち手が悪いやろ？それをワシらのせいにしてバンバンバンバン…そんなに叩きたいならボクシングジム行けっちゅーねん」

C「あなたはバンだけでしょ？私なんか上皿を灰皿代わりにされたのよ！」

B「やっぱりマナーくらいは守ってほしいですね…」

A「ワシらは当たりハズレを決めることは出来んし、演出も決まったことしか出来ん」
「結局、ヘソ入った瞬間にすべてが決まってるわけやからな…」

B「そうそう僕らにはどうすることも出来ませんよね…」

A「それはそうと、演出ももう少しワシらのこと考えてほしいよな」
「あの…なんや…あれや…あの…魚群待機ってやつ？」
「あれ出ると、右から叩くやつおんねん」
「叩いて出るなら誰も苦労せーへんやん、ほんま叩いて出るわけないやろ、何考えてんねやろ」

C「そうそう、ボタン叩いて目が炎になったときはバンバン、行き過ぎたら左からバンバン…いい加減にしてほしいわ」

B「そうそう」

A「そうそうって、何やかんや言うてるけど、お前さんは今日一回も叩かれてないやろ？」
「ほんまええなぁ1500もハマってるくせに」

B「そういう言い方やめてくれますか？まるで僕のせいで1500ハマったみたいじゃないですか？」

A「そういう意味ちゃうけど…普通叩くやんか…そんだけハマったら…」

B「決めつけはよくないですよ、僕は台を叩かない人もちゃんといるってことを知ってるし」
「実際今日だって見たことない人が座ったけど、ただ黙って演出を見てましたよ」
「こういう人には当ててあげたいけど…」

A「ワシもそういうええ人がおるっちゅーのは知ってるけどもやな…」

C「まぁまぁ喧嘩しないの、そう言えば私たちが来た初日に2000ハマったときは店長が青い顔してたね」

A「そうそう、ワシらのせいちゃうけど、初日くらいはハマらんといてほしかったんやろな」

B「でもそれってどうすることも出来ないでしょ？」

A「こればっかりは、どうすることも出来ん」

C「叩かれたり、ハンドルに詰められたりするのは嫌だけど…誰も触ってくれないのは、もっと辛いもんね…」

A「そうやでぇ、端っこに追いやられて、だんだん仲間が減っていくのを見るとなぁ…何とも言えん気持ちになるからなぁ…次はワシかって思ってまうしなぁ…」

C「色んな意味で大切に扱ってほしいですね…」

B「そうですね」

A「まぁ暗い話はこれ位にして、そろそろ一斉タイムやろ？準備せなな」

B「準備って？まさかスペシャル魚群出せるんですか？」

A「まぁワシクラスになるとな…それくらいは…」

C「コラコラ！適当なことを新人に吹き込まないの」
「ちゃんと当たりを引いてくれないと、私らの力では出せないわよ」

B「なーんだ…ちょっと本気にしちゃった…」
「出せるなら出してあげたい人が目の前に座っているのにな…」

A「まぁそう言うこっちゃ。ちゃんと大事にしたら…良いことあるかもしれへんで」

B「僕も頑張ってみる」

C「私もなるべく頑張るわ」

A「ほな、またな」





………





ハッと気が付いた時にはいつもの店内…

あれはいったい何だったのか!？

貴重な体験とともに、閉店時間が迫り7500発の貯玉がなくなっていました…


PS
通常回転　667回(22.23/K)
投資　7500個(30K)
回収　出来るもんならしたかった