さて、刻一刻とせまってきた消費税8%時代。 近所のスーパーでも、「増税前の今がチャンス!!」と購買意欲を高めるような文言が目に飛び込んできます。 着々と増税に向けての雰囲気を身に感じている最近ですが、 パチンコ業界はというと・・・ちょっと趣が違うようで。 編集部による特集「消費税8%時代にどう向き合う?」がサイトにアップされています。 実際のホール店長さんや、メーカーさんへの取材記事となっているのですが イチ打ち手として、とても興味深い内容でした。 詳細はぜひ特集に目を通して頂けたらと思うのですが ざっくりホール店長さんの言葉をまとめると・・・「しばらく内税方式のまま様子見」。 自分達から率先してお客さんを手放すような施策はしたくない。 周り(大手や周辺ホール)で動きがあればそれと合わせて。ということでした。 外税方式や貸玉数変更方式はお客さんの印象が悪くなるのはもちろんのこと、 それに伴う設備投資(サンドの入れ替えや、精算機の入れ替え)のリスクも高い。 ホールにとっては、現実的な施策じゃないんでしょうね。ましてや自分達から率先してなんてできるはずもなく。 しばらく現行の内税方式のまま、様子見するのが無難というのは当然と言えば当然なのかもしれません。 税率は4月からアップしますが、納税タイミングは年度末であることも様子見の後押しをしているようですよ。 と、ここまでが特集から読み取れたホールの方針。 じゃあ打ち手側からすれば、何も変わらないのか?というと いやいやいや、気になる文言が特集内にありました。 「わからない程度に出玉を削る」 お?これは聞き捨てならない。 気持ちはわかるんです。回転率を下げると、お客さんはそれそこすぐにいなくなっちゃいますから。 だから出玉を削って、回転率はなるべく維持。ということなんでしょうけどもね。 でも、結局は回転率低下と一緒。持ち玉で回せる回転数が減りますから。 あと、これは個人的に気になる点なのですが 出玉関係を削るといっても、最近の流行としてこぼれの出ないアタッカーって多くなってきているじゃないですか。 そういう台の場合、削るのってやっぱりスルーだったり、電チュー周辺になるんでしょうかね。 それはちょっと勘弁してほしいなぁ・・・。 まぁ、いずれにせよ、今後は出玉関係が厳しい調整を目にすることが増えてきそう。 となると今後一般的な「ボーダー」というのは、正直ホントにただの目安になりかねません。 ボーダーを目安にしたパチンコで、ある程度楽しむことはできますが 勝ちに拘るとするならば、かなり力不足。 もっと出玉関係を意識した数値を自分の「本当のボーダー」として準備しておく必要がありそう。 一例を挙げると、サイトでも紹介している「大当り1回分で優秀台判別」は、使える数値です。 出玉関係も加味したものなので、4月以降も特になんら変更(目に見えた施策)が見受けられないホールでは、出玉関係の削りを見抜く意味でも有効な数値です。 また、自分の周辺ではまだ見かけないのですが、 いわゆる「大阪方式」と言われる交換率の変更も消費税対策として地域単位等で行われているようです。 今まで交換率が下がれば、回転率の上昇が少なからず期待できたのですが、今回はその限りではなく。 回転率は現状維持だけども、交換率は低下というホールが増えそうです。 そういうところでは、「貯玉再プレイ」は間違いなく勝ちポイントです。 再プレイサービスがある、または始めたホールはしっかりチェックしていきたいですね。 現在、手数料をとっての再プレイサービスは禁止されているので 再プレイ=手数料なしと考えて問題ありません。 ○玉までといった上限を設けるホールが多そうですが、それでもかなり有利な遊技ができるはずです。 お近くのホールがこぞって交換率を変更してきたという方は、貯玉サービスはぜひチェックしてみてくださいね。 と、特集記事から自分が感じたこと、意識していきたいことをつらつらと書かせてもらったのですが 今回の増税は誰がどうこうというわけでもなく、時代の流れ。 愚痴ることも増えそうだけど、愚痴るだけならそれで終わり。 愚痴りながらも、何かしら有利な行動が出来ていれば4月以降も楽しくパチンコができるのかななんて思っています。 そう!特集の中に新台の選定や導入についての記載もありました。 これはもうぜひ頑張ってほしい!ホールもたくさん愚痴はあるのかもしれないけれど、これを機に、ホールにもその行動力を見せつけてほしいものです。