今回は6/11のパチログに少々付随します。


新台をバンバン入れ替えるホールは、打ち手のことも考えて『長く使える人気機種を吟味して導入』してほしいワケですが、ホールにとっては買いたくもなんともない機種を買わざるを得ないといった嘆かわしい状況も少なからずある。



それは俗に言う『抱き合わせ販売』というヤツで、人気機種を優先的にホールに導入できるようにする代わりに、同じメーカーの不人気機種を抱き合わせで購入させられること。



こういった由々しき事態が半ば常態化していたことから、業界団体は2009年に『抱き合わせ販売』に規制をかけましたが、完全にその気配が無くなった・・・とは思えないんですよね。



今もなお『抱き合わせ販売』があったとして、実際どのようなやりとりが行われているのか分かりませんが、きっとメーカーの営業とホール関係者の会話は・・・



『この（不人気）機種のあとには○○（人気機種）を出す予定なんですよねぇ～（遠い目）』



こんな感じで、“買っておかないと知らないよ？”といった無言のプレッシャーを与えるくらいなのかも知れない（※あくまで私めの空想です）が、それはそれで立派な『抱き合わせ』であり、そのような状況が続けば、最終的に首を締められるのは我々打ち手、エンドユーザーなのだ。



ゆえに、この業界がより活性化するために必要なのは、6/11のパチログでも提言した通り、［打ち手の育成］だと私は思っているので、打ち手を殺さないためにもメーカーは［台の売り方］、ひいては［本当に面白い機種を世に（売りに）出す］といったことに注力してほしいワケですな。



ま、メーカーもホールも“んなコタァ言われなくたって分かってるよ！”といったトコロだと思いますが、会社としては『利益を出す』コトが最重要ですからね。すべて理想通りにコトを運ぶのは難しいのでしょう。



というコトは・・これら由々しき販売方法が完全になくなるコトはこの先もきっと難しいと思うので、我々打ち手が出来ることをやりましょうねって話。



新台だからといってやたらと飛びついたりせず、まずは一歩引いて、『その機種が本当に良いモノなのか』考えてみるのもいいでしょう。



我々打ち手は『打つ』『打たない』を選べる立場にあるワケですから。