前回の か弱い命に対する虐待についてのログに 沢山の拍手と あたたかなコメ… ありがとう ございました もう1つだけ… この夏から ワタシのココロに 深く刺さったままの言葉があります。 直接的な虐待とは 違いますが 根本は 全て 【人間の身勝手さ】に繋がるコトなのでは…と感じます。 8月6日の夜… 休みだったワタシは 夜中に 珍しくTVをつけました。 放送していたのは 北海道のヒグマの 双子の兄弟 シロとクロの 誕生から 四年間を追った ドキュメンタリーでした。 まず ヒグマ達を見た時に ワタシは とても ショックを受けました… 肉は削げ落ち…ガリガリに痩せたヒグマ達は 一見 オオアリクイ!? という感じでしたから… 異常気象による 水温の上昇で 川に マスやサケが 来なくなってしまい 大勢の 熊を含めた 野生動物の餓死が 増えているそうです。 オスのヒグマは それぞれ 自分の縄張りを持つので 縄張り争いに 負けたら 今の自然状況では 生きて行くのは とても困難なようです。 誕生から 最初の年は 子熊も 母親と 行動を共にするので なんとかなりますが 一人立ちをしてから… シロとクロは 母親と離れてからも シバラクは 2匹で 行動を共にしていました。 誕生から 3年目の年に 2匹は それぞれ 別行動で 1人で 生きて行こうとしますが… 自然の餌のない中で 他のオスに 追いやられ… 2匹は 度々 民家近くの海岸に 姿を現すようになりました。 管理団体の方達が 鉄砲で山に 追い返そうとしましたが 又 スグに戻って来てしまいます。 海岸で 餌を探しながら 疲れて チョコンと座り込んでしまう姿が 切なかったです。 海岸から民家近く迄、姿が現すようになってしまい そして ある日 ついに… シロとクロの それぞれ 射殺された姿が 画面に 映し出されました。 四歳にも なれませんでした。 2匹が 射殺されてしまったコトに関しては 酷いコトですが 仕方のなかったコトなのだと思います。 ワタシ自身の 怒りと憤りは ヒグマに限ったコトではなく 他の野生動物 全てにですが 何故 人里にまで 降りて来なきゃならないのか… 人間に棲むトコロを逐われ 結局は 人間の起こしてしまった 異常気象のせいで 餌もなく… それでも 生きていくには!? 既に 異常気象は 世界規模で 人間達の生活をも 脅かしていますよね いつも いつも 身勝手な人間達の為に 真っ先に 犠牲になる 野生動物や実験動物… ならば人間なら 全ての生き物が 普通に暮らして行く場所を 確保してやらなきゃいけないんじゃないかな… 何も 絶対に 殺すな…と言ってる訳ではないです。 数が増え過ぎれば 害獣にも なりうる訳ですから でも 今の状況は 違うと感じます。 もっと もっと 1人1人が 危機感を持たなきゃ 地球が 壊れてしまうよ これから育つ… そして生まれてくる 子供達に… 何を残してあげられるのか… 今の ワタシ達に のし掛かる責任は 思っている以上に重いものなんじゃないかな… 番組の最後に 流れた 大自然の中で シロとクロの じゃれあってる様子… そして ナレーションの 短い言葉が… とてつもなく… 重くて… 哀しかったです… 【彼等は ただ 懸命に 生きようとしていただけなのだ…】