みなさんこんばんは 先程の続きとなります 例えば、初当たり確率1/100 平均1回のパチなら 当然当たり1回の純粋な確率(ホントはそんな言葉ないけど便宜上ね)も1/100ですね? では、初当たり確率1/200 平均2連のパチなら? 1/200で当たりを引けて、必ず2連するのだから 当たり1回分の確率は2倍の1/100…… これ、なんとなく感覚でわかりますよね じゃ、頭の中でどんな計算をしているかと言えば 1/200×2=1/100 若しくは 200÷2=100 で、1回の当たりを引くのに必要な回転数を出しているのです この当たり1回の純粋な確率の事を、便宜上トータル確率と呼んだりします つまり当たり1回を引く為に必要な平均の回転数は 『大当たり確率分母』÷『平均連チャン回数』 で求まるのです そしてそれが仮に100なら 『100回転で当たり1回』の意味ですから トータル確率は『1/100』となるのです では、デラ海ならどうなるでしょう? 大当たり確率 1/319.688 平均連チャン回数 3.4956回 ですから 319.688÷3.4956≒91.45 つまりデラ海は、単発で終わる事も、10連以上する事もありますが 1回引く為に必要な平均の回転数は91.45回転 当たり1回分の確率は1/91.45 となるのです ところで、1回の当たり毎の出玉は既に求めていましたね(1257個) つまり言い換えればデラ海は 大当たり確率 1/91.45 大当たり出玉 1257個 確変・時短無し のノーマルデジパチに置き換えられるのです ようは、このノーマルデジパチで勝てるように打てれば デラ海でも勝てるという事で それは全てのパチで言える事なんですね じゃその損益の分岐点を上回る1K辺りの回転 いわゆるボーダーは簡単ですね 1257個で91.45回転できればいいのです 91.45÷(1257÷250)≒18.19 これがデラ海MMCのボーダーとなります 雑誌のボーダーなどより甘く出ていますが、それは1R平均85個にしているからです ホントはトータル確率を使って、少し実戦で使える計算なども書こうと思いましたが 久しぶりで最初から説明したので、長くなってしまいました 実際平均連チャン回数や、平均出玉を計算できなくても問題ないでしょう ですが、トータル確率や、ボーダーの意味がわかっていると 実戦中でも今の台が打ち続けていいか、止めるべきかという判断が数字で判断できます またそんなところも書いてみますね とりあえずトータル確率(の分母)は 『大当たり確率』÷『平均連チャン回数』 『平均出玉』×『等価ボーダー』 この2つの公式を覚えていると役立ちますよ ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました とりしゅーでした