秋という字をみつめていたのに




初雪がふり




本格的な冬が訪れようとしている




しかし


春にはあとかたもなく溶けてゆく




月も満ちては欠け・・・・

花も一瞬のうちに散りはててしまう






私たちが思う「美しい」は
そうやって時間の中で刻々と姿形をかえてゆく




そんな「美しい」がなくなると
私たちは追い求めようとする




手に入れると
失うことを怖れようとする




美しく愛しくかけがえのないものを

時間の流れのなかで変化していくことを




怖れて苦しんでいったりもする





せっかく理解し
勝つ方法を教わったとしても


台は移り変わり



うまくいった価値ある勝ちも




負けが訪れることで
もがき苦しむ




今度こそは…と
失わないように身につけた知識も



それに見合った台もなく



美しく咲くこともなく時間だけがすぎてゆく




理論的に勝てるはずなのに
結果がでないと

失敗を怖れてゆく




誰もが通る道なのに
私だけ？と思ってしまう




ひとつの負け
ひとつの勝ち




ひとつの春に、ひとつの冬・・・



それらはみんな一瞬で消えてしまうけれど



もう少し長い時間をとらえた時







春も冬も美しい花も満月も


毎年訪れる




だからこそ

いま目の前にあることだけを

心から楽しみましょう〜





それこそが

パチンコでいうところの
真の楽しみ方なのではないだろうか




負けが込み、結果が出なくて

目の前から大切なものが
失われてしまった・・・・としても




それは永久に失われたのではなくて




そんな春の花のように

冬の雪のように



また時間と言う流れの中で
巡り会える出会いのようなもの






負ける（失うこと）ことを
怖れるのではなく



次の出会い（勝ち）を



待つためにも



その一瞬を一日を
その出会いを

その当たりや不運をも





大切に楽しく過ごしてゆくことを思うだけで…








パチンカーの心にある、葛藤は




消え去るのかもしれない・・・