「効率よく…無駄を省くこと！」


これは、パチンコで勝つために誰もがしていること…





しかし…実は様々なところで〜



仕事でも遊びでも休日の過ごし方でもこの考えは持ち込まれている


そしてそれは社会のスタンダードでもある



まあパチンコに限らないということ！



でも…そうして節約されたものは


いったいどこにたまって、どんなふうに使われるのだろうか？



たまったものとは
なんだろう？





パチンコで勝って
貯金がたまってたまって





それが目的で
お金を貯めることで

生活もできて…




それが最終地点の人もいる





ノイズ、ムダ、冗長性、…


これらを排除しつくしたところにある世界を想像すると




パチンコでは
数千万貯め込んだウハウハ姿があり（笑）



結果として現れる
その数字に安堵感を抱いていく





世の中では、規則正しい真面目な姿も見え…企業の安定した経営へと繋がる





しかし、一方では


真っ白なうそ寒いような恐怖さえも感じてしまうのは…私だけだろうか……




何も考えないでブラブラと散歩をしたり


昨夜飲みあかして…次の日〜1日中寝ているとか




まるで無駄に思える時間の中から



不意にアイデアが浮かんだりもする…





どんなに努力しても見つからなかった答えが…



ふと天から降りてくる瞬間がある





実は…その「天」こそが
混沌としたムダの集積の正体なのかもしれませんね





「家無滞貨不富」

いえに　たいかなくんば　とみならず



（無駄なものがたくさんあってこそ富んでいるといえるのだ）という禅語である



とてもリアリティを感じる言葉だと思う…




パチンコでは

ムダをなくしたところに



逆に「天」なるものが現れるのかもしれません…





しかし、ほんとは…ムダをなくしつつ…ムダではないムダな時間を過ごせるのかもしれない…




当然、節約などしないで

その娯楽時間を過ごしたってかまいやしない




経済至上・会社至上の時代から

人間性回復の時代へのキーワードは…




そんなムダだと思える時間こそが何かを教えてくれるような気がする…




そのひとつが、
パチンコという娯楽であってほしいと思う…




全てが早送りのように進む時代において、自分だけの時間を過ごせる場所が…


パチンコであっても
かまわないと思う…




もちろん家族との時間も大切にしながら適度なパチンコをしたい




先日、子供が「水イボ」にかかり病院で検査をうけた


その元となる「芯」らしきものをとれば治るらしい



状態が悪化したので
麻酔もなく、震えながら涙しながら数カ所だけ除去してもらった



痛かっただろう…

代わってやりたいくらい可哀想な姿に目をそむけたくもなった…




涙は…とまらないが

彼は頑張った…



そして次の日
その数カ所だけ治りはじめた



それを見た息子が、


「パパ〜治ってきたよ〜僕ね…痛くて泣いたけどね…また頑張るよ」





そんな姿に自分の中にいた…弱いもう一人の自分を排除したくなった…




1番ムダなものは、



私の心の中にあったのかもしれません…




節約しながらも




何もかもが急ぎ足で行き交うこんな時代だからこそ



私達が忘れかけているもの

パチンコ…仕事…家庭においての

ムダのように見える有意義なムダ時間を過ごせたらいいなと思う






もしも

幸せになる条件があるとしたなら？




それは…きっと多くはないのだろう




そう子供に教えてもらった気がした…