パチンコを初めて打ったのはいつだったか… 初めて打った頃はまだCRなんてなくて保留連チャン機が主流でした。 確率は200~250分の1くらいでしたが一回の当たりは2400発が標準だったので、一回当たればまぁそれなりに遊べた時代。 しかし換金率は2.5円がほとんどで、さらにはラッキーナンバー制という今だと考えられないシステムが普通でした。 ラッキーナンバー制というのは初当たり絵柄によって持ち玉遊技していいか変わるというもの。 基本的には無制限、一回交換、ある絵柄で当たるまで持ち玉遊技可能…といったシステム。 2.5円交換で一回交換ですからね… ちなみに大体、30回/1Kというのが当たり前でした。 なので無制限に入ってしまえば実は今より勝てたりします。 だって2400発なんで一回あたり6K回収なんで今の等価で1500発相当ですから。 しかも初当たり確率は250分の1とかですし。 その代わり激しい連チャンはなかったですが。 そして程無くして、CR機が登場します。 ここから一気に時代が変わります。 CR機の主流は確変突入率は1/3だけど+2回の大当たりが約束されるというもの。 さらにその+2回のどちらかで確変で当たれば、そこからさらに+2回になります。 なので理想は確変→単発→確変→…と一回おきに当たればあっという間にドル箱の山です。 ちなみに初当たり確率は今のMax並になりますが、全大当たりが2400発です。 さらに換金率も3円位まで上がってきたので今とさほど変わらないくらいは出てました。(出玉数で言えば多い) さらに回転率は25回/1Kとかですからね。 この頃にギンパラが登場(スペックは権利物で+1回50%ループ)、はっきり言って画面の大きさ以外は演出はまんま今の海モードです。 そう考えると長い… ちょうどその後くらいに大工の源さんという+2回ループに加えて時短100回という爆裂スペックが登場。 さらに設定が三段階あって設定1は今の海位の確率、当然2400発という過激仕様。 換金率は3円とは言え、社会問題に発展することになります。 んで同時期に+1回50%ループに時短100回が付いたモンスターハウスも登場。 こちらも初当たり確率は良いため爆発力はありました。 そんな感じになるとやはり問題になってしまう。 当然の規制。 規制後のスペックは50%ループで5回天井というどS仕様。 連チャンは5回までという何とも夢がないスペック。 あまりの落差にパチンコからスロットに流れる人が増加しました。 時は流れて… 換金率は等価が主流(関東)、80%ループで2000発メインというのが今の主流。 4万発くらいは普通になっているので歴代のパチンコ史上の中でも一番荒いのではないでしょうか。 荒いというのは換金率が高いために回転率が下がる→投資が膨らむというマイナス側の触れ幅が大きいという点。 そもそも規制の対象は大きく勝ちすぎる方より大きく負け過ぎる方が焦点になる。 ホールとしては暗黒時代に仕方なく上げた換金率を今さら下げる事は厳しい。 そうすると回転率が下がるのは必須。 今と昔の爆裂スペックで差が大きいのはそこになります。 昔のスペックも荒いですが回転率が良かったため投資は今より全然少なく済んでました。 そもそもヘソ入賞の返しも全然違いますしね。 そう考えるとただの趣味にしてはリスクが高い。 だったら1パチでってなるかもしれませんが、4パチがある限り1パチを打つ!ってなる人の方が少ないはず。 今のスペックがダメか?と言われたらダメではないと思います。 ただ、あまりに波が荒いスペックが主流になるとまた規制が入ってしまう。 結果的にみんな(打ち手、メーカー、ホール、雑誌等)が嬉しくない結果になる。 まぁ一度出たものは仕方ないけれど、そういう事も杞憂してメーカー側も作って欲しいものです。 個人的には仕事人祭くらいのスペックでもいいんじゃないかと思うのです。 …と言いながら今日も蒼天に座る自分が大好きです(にやり