先週書いたやつの続きです。 前回はデジタルな世界では全て『1』か『0』で表されるって話でした。 これは電子回路で言うと『ロジック』と呼ばれる分野に相当します。 別にアナログ回路でもロジックは組めるんですが大規模な論理はまずRTL記述と呼ばれる手法で設計され、その後論理合成されるのが一般的です。 これがいわゆるマイコンと呼ばれたりROMと呼ばれる部分になります。 そこにプログラムを書き込む事で出来上がっていくイメージです。 当然、このマイコンとかROMとかCPUと呼ばれる部分はいくつかあってそれぞれにプログラムが組み込まれます。 ざっくりですが(笑) 記述されたプログラム自体は基本的にはバグはないです。 あったとしたら潜在的なもので本来はバグはないように十分検証されるべきものなので。 ただROMであったりマイコンだったりという半導体部品に関しては100%良品とはなかなかならないもの。 当然出荷時には不良品はリジェクトされるのですが出荷後にストレスにより不良となる事もなくはない。 不良率は数十ppmオーダーなので基本的にはないと言っていいレベルですが。 さらにロジック回路は不良が出にくく、尚更ですが。 ただロジックで不良が出ると分かり易いのでまた厄介。 例えば『1』を『0』と判定したりするのが一般的な不良例。 最悪の場合、『当たり』を『ハズレ』と認識する場合もあるのです。 ただし、今のパチンコ、パチスロの原理からすると一つの乱数が『当たり』から『ハズレ』になっても体感出来るレベルではないかもですが。 よく質問コーナーなどで見かける全回転がハズれたなどのバグはこういった不良が起因している可能性もゼロではないです。 …が個人的にはこの手の不良はまず流出しないのと、流出しても分かり辛いため、結構な目撃情報のあるあの手の類は噂が噂を呼んで…の可能性の方が高いです(きっぱり ここに書いたのはあくまで製造部品に完璧はないという話をしてるだけで、メーカーが大当たり濃厚と謳っている全回転はハズレることはないと言うのが僕の見解です(どや顔で