先ずは、私が持っているテンカラ竿を紹介します。 エイテック製…テンカラST33 スズミ製…天空テンカラ渓愚custom35 (餌竿から、穂先から3番までを移植して復活したので、渓愚カスタムとは別物に成りましたが) 宇崎ニッシン製…プロスクエア・スーパーテンカラ・レベルライン360 シマノ製…天平テンカラLLS36 ダイワ製…NEOテンカラ39 以上の5本のテンカラ竿を持っています。 初めて購入したのが、渓愚カスタムで、メインに使っていた竿です。 で、ホームグラウンドの渓流の源流用に、短い竿が欲しくて、安価と言う理由だけで購入したのが、テンカラST33です。 テンカラSTを購入してから、まだホームグラウンドの渓流の源流には入ってなくて、実戦で使える竿なのかは判断出来てません。 竿が非常に硬くて、レベルラインを振るには硬すぎると思います? また、某アウトドアショップで購入した時に、フジノラインのテーパーラインとフライラインが竿の横に陳列されてまして、重いラインが合う竿なのだと思いました。 藪沢や小渓流の源流で、どうしても竿を乱暴に扱う場合には重宝する竿かなぁ?と思います。 が、乱暴に扱いがちなテンカラ初心者には、私は、お奨めしないです。 竿が硬すぎて、レベルラインで毛鉤を飛ばしにくいからです。 私が持ってる竿の中と言う限定だとですが、テンカラ初心者に奨めるとしたら、シマノの天平テンカラ36です。 理由は、穂先のブレが止まり易くて、胴のブレも止まるのが早くて、きっちりと竿を振れていれば、毛鉤が真っ直ぐに狙ったところに飛んで行きます。 天平テンカラに限らず、穂先と胴のブレが止まるのが早い竿を選ぶと良いですよう。 また、初心者の内には、レベルライン専用の竿は購入を控えた方が良いです。 良く飛び長いラインを使えますが、軟らかくてしなやかな竿は、毛鉤を狙った所に落とすのが難しいんですよう。 軟らかくしなやかだって事は、竿に遊びが有ると言う事ですので、竿に遊びが有ると言う事は、ラインが暴れ易くて、綺麗なループを描きにくいんです。 プロスクエア・スーパーテンカラは、その典型で、私には、まだ早い竿だと思いました。 今さっき、ラインを付けて振ってみましたら、少しですが飛ばすコツが分かりましたけども。 が、狙った所からズレた所に落ちてしまいます。 岩魚狙いであれば問題無い範囲ですけども。 開けた場所で、ロングラインを使用出来るシチュエーションなら、使ってて面白い竿だと思いましたよう。 長い竿を使えば有利なテンカラですけども、竿が長くなると重くなるので、毛鉤を飛ばすコツが分からない内には、私は3.5mか3.6mの竿を使う事を奨めます。 ダイワのNEOテンカラ39は、私は本流用にと購入しましたが、私が持っている他の竿の様には振れないです。 広瀬川の上流の渓流には丁度良い長さなんですが、重いと疲れるので、前回の釣行時には使いませんでした。 もっとも、重いラインのテーパーラインを使う事で、解消する事が出来ると思います? でもイマイチ、テーパーラインを使う釣り方が分からないです。 ラインを弛ませれば良いってのは分かるのだけど、実際に、どんだけ弛ませれば良いのか分からないです。 瀬畑さんのDVDを探してるんですが、私が利用してるネット通販では扱ってるとこが無いんです。 某渓流誌の瀬畑さんがテンカラしてる写真を見て、想像してイメージしてはいるのですけども。 あれもこれもいっぺんにやらないで、レベルラインテンカラを暫くやってた方が良いのかなぁ~? 最後に、初心者がテンカラ竿を購入するなら、価格的には15,000円前後のレベルライン&テーパーライン対応のを購入すると、購入失敗が少ないと思います。 もう購入する事は出来ませんが、渓愚カスタムシリーズは、軟らかくしなやかな竿なので、初心者には若干ですが毛鉤を飛ばすのが難しく思えると思います?。 私は初めての竿だったので、他の竿も、こんなもんかなぁ?と思ってましたけども……… 玄人には、自在にラインを飛ばす楽しさを 初心者には、若干だけど、毛鉤を飛ばしにくいけど、基本を学ぶには良い竿と……… 何て想いを込めて、渓愚さんが開発したのかなぁ~?と思えてなりません。 (^^;