その日、俺は某ホールへ、赤ガロを打ちにきていた。

その日は運がよく、到着後すぐに当たり台に座れ気をよくしていた。

が、それは長くは続かず俺の横には、ボタンプッシュ強打系のおばはんが座った。

やだなぁと思いつつも、自分もこの台を捨てるわけがなく、打ち続けた。

やはり予想は的中した。

それは、リーチ中にとどまらず通常時にも激しい連打が見られ、
その威力は凄まじく、上皿の玉が、ぴょこたんぴょこたん跳ねる始末。。。

さすがに目につくので少し指摘してやろうと思ったが、
相手はボタンプッシュ強打系おばはん…


日本語は通じない

渋々諦め、自分の台に再度集中するが、やはり気になって集中できない。

その時、おばはんの台が、疑似３からのカルマリーチへ。

台が揺れるほどの威力でプッシュするおばはん。

が外れる…


おばはんはクビをかしげていたが、それは


なぜ今のでハズるの？

というものではなく、


プッシュ力が足りなかったのか？


というものだったのは、後に気づくことになる。


その後、


おばはんのプッシュ力が増した。


がある瞬間から全くプッシュしなくなった。


手を負傷したのか？と思ったが、

そんな様子は見受けられなかった。


が、


その時は来た


疑似３から天運…


来たか？


が、まだプッシュしない。
再度、自分の台に集中しようと思ったその時、

おばはんの台が鎧召喚時にプッシュボタン予告発生。

それと同時におばはんの右腕が、すっと天井めがけて大きく振り上がる




それはアカン！


そんな威力でプッシュされたら、台がもたん！

それどころか、最悪、負傷者まででるぞ！





やめろ！


と叫ぶ間もなく、その腕は音速を越える速さで振り下ろされた！






ガロフェイスが完成すると同時に、ホール全体には振動5ほどの揺れが発生した、

が、奇跡的に負傷者はなく、台にも損傷は見られなかった。
それはおばはんの、ボタンプッシュ技術によるの賜物である。













まぁ普通にハズしてましたけどね