確率の収束とは何なのでしょうか? この言葉を勘違いしてる方も多いと思います 勘違いの多くは1000回転でボーナス0回だから、そろそろ連チャンして実際の確率に近づくんじゃないか? またはボーナス連チャンしたから、そろそろハマって実際の確率に近づくんじゃないか? とかだと思います(前者も後者も同じことですが) これは大きな間違いです 確かに確率の収束というのは試行回数が増えていくに連れて実際の確率に近づいていくことです ですが、近づく理由はそんなに直接的なことではありません 例えば、サイコロで40回連続で1(=当たり)が来てない場合について考えて見ましょう(それが起こる確率は1/1470、かなりの引きヨワ) 今のところ実践上の1の出現率は0/40(実際は1/6)です その後さらに20回で実践上の確率が1/6になるためには10回1を出さなくてはなりません しかしもし、この20回で10回引けるような何らかの見えない力が働いていたなら、この20回での1の出現率は1/2となってしまいます これでは収束というよりも確変です(笑) 実際はそうではなく、例え40回で一度も1が出なくても確率は変わりません では、100回振る場合について考えて見ましょう 仮に初めの40回で1が一度も出なくても残りの60回で確率通り(10回)に出たなら 10/100=1/10で40回の時よりは1/6に近づいてますね では1000回振る場合で、残りの960回で確率通り(160回)に出たなら 160/1000=1/6.25 かなり近づいて来ましたね このように、例え初めに確率が偏ってもその後の確率は変わらず 試行回数が増えれば、40回が確率に与える影響が小さくなるために確率が近づいていくわけです