みなさんこんにちは いつもご愛読ありがとうございます シンしゅーです 今日は何故『大当り中の右打ち』の機種が増えたのかを考えるです CR機ではサンキョーの初代パトラッシュから始まった大当り消化中の右打ちも最近では多くの機種で普通になったんですね 何故なんでしょう? 右打ち機種は何となく爆烈機種のイメージがあるからメーカーのイメージ戦略なんでしょうか? もちろんそれもあるでしょう 実は釘を減らすことができ台の設計の自由度が上がるからなんですね 更に単位時間で比較した場合に大当り回数が同じならば下アタッカーよりもアタッカーへの入賞率が高くなりロスト玉も減らすことができるからなんですね つまり有効玉数計算がしやすいんですね 保通協の適合試験には試打試験もありますが 試打1時間で 発射玉数×3>獲得玉数 かつ 試打10時間で 発射玉数×1/2<獲得玉数<発射玉数×2 という柱となる内規があるんですね 実は最近の機種はゲーム性を高める為に出玉の波をつける為に確変継続率を上げる必要があったんですね ところが出玉に関しては過去に書いた様に厳しい内規があるので、規定内に出玉を抑える為に大当りラウンド数も複雑になったんですね 少ないラウンドに偏った場合単位時間では試打試験で規定出玉が獲得できない場合があったんですね つまり簡単に言うと適合試験に通す為には 通常時はロングリーチを頻発させて単位時間当たりの抽選回数を抑える事で出玉をセーブし、大当り中は効率よくアタッカーに入賞させラウンドを短期間で終了させ当たり抽選回数を確保し出玉を稼ぐといった緻密な計算が必要だったからなんですね 更に度々指導のあった特定の技術による出玉の差が出ない様にする為でもあったんですね 実際は別にしても下アタッカーほど無理な釘調整による出玉の差がつきにくいといった流れもあったんですね ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました シンしゅーでした