パチンコは回れば回る程勝率がアップし、パチスロは設定が高い程勝率が高くなる。 これは誰もが周知の事実だと思います。 では、「パチンコの回転率の高い台」と「パチスロの高設定」とでは、いったいどっちの方が勝率は高いのか!? 気になる方もいらっしゃるのでは!? 今回は、パチンコとパチスロどっちの方が勝率が高いのか!?についてシミュレート値を交えながらその疑問にお答えしたいと思います。 まずは、シミュレートをするにあたって条件付けをしなければなりませんので、以下のように条件を設定しました。 ◇シミュレート条件 対象機種 パチンコ「牙狼XX」 ・等価ボーダー(千円あたり) →16.22回(出玉1600個時) ・実践時間 →11.5時間 パチスロ「緑ドン VIVA!情熱南米編」 ・換金率 →等価交換 ・消化ゲーム数 →7000G消化 では、上記を踏まえた上でまずは、パチンコ「牙狼XX」の回転率毎の勝率を以下の項目でご覧下さい。 ◇牙狼XXの勝率 14回転 約33.3% 15回転 約37.0% 16回転 約40.0% 17回転 約44.0% 18回転 約47.0% 19回転 約50.4% 20回転 約53.2% 21回転 約55.5% 22回転 約58.3% 23回転 約60.9% 24回転 約63.1% 25回転 約65.2% 30回転 約73.9% ※等価交換・11.5時間実践時のデータ 上記をご覧の通り、ボーダー付近となる16~17回転まわる台の平均勝率は約40~44%となっています。 もちろんこれは平均的な数値なのでヒキによって前後することもありますが、20000日と言う長い目で見た時には、ほぼこの数値で落ち着きます。 ここでまず注意して欲しいのが「ボーダー=勝率100%」ではないと言うことです。 多くの人がボーダーを超えれば勝率は100%近くになると勘違いしているようですが、これは間違いで実際には「ボーダー±0」の台の勝率は「50%」にも満たない場合が多いのです。(機種やスペックにより変動) 次に、パチスロ「緑ドン VIVA!情熱南米編」の勝率を見てみましょう。 ◇緑ドン VIVA!情熱南米編の勝率 設定1 約38.0% 設定2 約41.5% 設定3 約50.0% 設定4 約66.0% 設定5 約77.0% 設定6 約94.5% ※等価交換・7000ゲーム消化時のデータ この機種の場合、設定3から勝率が50%。 これは、「牙狼XX」のボーダー+約3回転の時と同じ勝率となります。 さらに設定5なら「約77%」。設定6に至っては「約94.5%」と破格の勝率を誇ります。 以上のことから、勝率だけを見ると、パチンコ(牙狼XX)よりもパチスロ(緑ドンVIVA)の高設定の方が高いということになります。 じゃあ、パチスロの方がいいじゃん♪と思う方もいらっしゃるかも知れませんが一概にそうとは言い切れません。 なぜならば、勝率の中に勝ち金が含まれていないからです。 一見すると、パチスロに比べ勝率が低いパチンコですが、その変わり勝つ時の金額がパチスロよりも大きくなりやすいのです。 解りやすく言うと、パチスロはパチンコに比べ勝率は高いけど勝ち金が少なめになりやすい。 パチンコは、パチスロに比べ勝率は低いけど勝ち金が大めになりやすい。 ということが言えます。 どちらも一長一短あるので自分のスタイルに合わせてその日、パチンコとパチスロどちらを打つかを決めるのが良いと思いますよ。 ただし、あくまでも今回は「勝率だけに注目」した内容となっていますので誤解のないようお願いします。