Q&Aコーナーで何度か質問に答えさせていただいているホールコンピューターこと通称「ホルコン」。 パチンコ&パチスロユーザーなら1度は耳にしたことがあるのでは!? ホルコンと言う言葉、聞いたことはあるけど、何をする為の物なのかを知る人は少なく、その為「ホルコン=遠隔」と勘違いしている方も数多くいるようです。 今回は、ホルコンの役割を正しく認識していただくためホルコンについて書かせていただきます。 では早速、ホルコンとはどんな役割を果たしているのか!?気になるその役割を見てみましょう。 ◇ホルコンの役割 ・台の「出玉情報」収集 ・台の「差玉情報」収集 ・プリペイドカード等の販売状況の管理 ・ホールの経営管理 ・不正行為の管理・監視 ・台の状況管理 ・貯玉再プレイの管理 ・会員の遊技履歴チェック etc 上記を見ていただければ解るように、巷で噂されているような、出玉操作や島操作等の「遠隔操作をする物ではなく」、主に「情報収集を目的」とした物だと言うことがお判り頂けると思います。 過去に発覚した違法な出玉操作は、「台に不正部品を取り付け」、専用の配線・機器を介して接続される「遠隔操作用PC」によって行われるものが多かったことから、攻略法販売業者などが、それら遠隔操作専用のPCを含めて「ホルコン=遠隔」と呼んでいたことが誤解を生む要因となっているのだと思われます。 ですが、この「遠隔操作用PC」と「ホルコン」は全くの別物です。 「ホルコン」では出玉操作が出来ないことは、皆さんの行かれるホール状況に照らし合わせてみれば解るのではないでしょうか。 例えば、ホルコンで出玉を操作出来るとしたなら・・・。 等価交換で1000円辺り30回以上回る釘調整の台がゴロゴロあってもおかしくないですよね!? ところが等価交換では、1000円辺り30回以上回る台は滅多に見かけません。 パチスロでも同じことが言えます。 ホールコンピューターで出玉を操作することが出来るなら、全台設定6にすることも可能なはずですよね!? ところが全台設定6にしているホールなど、まず見かけることはありません。 別の見方をすれば、ホルコンでは出玉が操作出来ないから、ホールが大赤字になるような「釘調整や設定調整」にすることは出来ないということに繋がるのではないでしょうか。 ちょっと極端すぎる例えになってしまいましたが、このブログを読んで下さった方、全員がホルコンについての正しい認識を身につけていただけることを望みながら今回はこの辺で失礼させていただきます。