4月10日に投票が行われた東京都知事選で4選を決めた石原慎太郎氏が、東京電力福島第一原子力発電所の事故による電力不足について、報道各社のインタビューに、こう応じていました。 「パチンコと自動販売機で合わせて1000万キロ・ワット近い電力が消費されている国は、日本以外にない」 「節電のためにこういう生活様式は改めた方がいい。国が政令を出せばいい」 「パチンコする人は我慢なさい。自動販売機がなくても生きていける」 各家庭で自主的に節電をしたり、輪番にて地域単位で停電を実施している中、パチンコ店が消費する電力はたしかに生活する上で必要ないのかもしれません。 けど、休日の余暇として期待に胸を膨らませホールへ足を運ぶ方、仕事などのストレスを発散できる唯一の娯楽がパチンコ・パチスロ、といった方も数多くいると思います。 また、全国でチェーン展開している某大型パチンコ・パチスロ店では、夏場の瞬間最大電力を削減することを目指し、平日の営業を毎日輪番で20%ずつ休業するなど、節電に向けた対策を頑張っているのです。 全ての人が納得できる結果になるのは難しいと思いますが、ホール単位はもちろんのこと、各々が節電に努め、この先もパチンコ・パチスロを楽しめる日が続くことを願うばかりです。