「A.P.P(アップ) Project」始動!(ニューギン)

本プロジェクトの「A.P.P」は、アニメーション(Animation)、パチンコ・パチスロ(Pachinko/Pachislo)、そしてプレイヤー(Player)の頭文字を冠したもの。アニメという日本の強力な文化と遊技機を融合させ、業界の「パワーアップ」「アップデート」「イメージアップ」を図る決意が語られた。
まず始めに株式会社ニューギン 取締役 研究開発部長兼任 ライツ部部長、株式会社EXCITE 代表取締役 松永氏による本プロジェクト発端について語られた。業界動向について言及。1995年をピークに遊技人口が減少する中で、近年確認されている「若年層ユーザーの増加」というポジティブなデータに光を当てた。「これまでパチンコ・パチスロに触れる機会がなかった層に向け、業界が一丸となってパチンコ・パチスロに触れる導線を整えるスピード感が重要だ」と語り、アニメを「世界に誇る日本のレジャー」として再定義。同社がアニメと遊技機の融合による新しい価値創造を牽引していくことを宣言した。
また現在稼働中を含めて本プロジェクトでのラインナップが紹介された。
| タイアップマシン | 概要 |
| L無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ | 異世界転生系の金字塔。10代~50代まで幅広い人気 |
| eワンパンマン2正義執行 | 海外人気が圧倒的。爽快感のあるヒーローアクション |
| eリコリス・リコイル | アニメオリジナル作品の大ヒット作。ガンアクションが遊技機と好相性 |
| L影の実力者になりたくて! | コアなアニメファンに刺さる異世界転生・中二病作品 |
| L魔法少女にあこがれて | 特徴的な世界観と演出が話題の「攻めた」作品 |
| L時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん | 2024年話題のラブコメ。「ツンデレ」演出による期待感を創出 |
続いてこれに伴い同社での新たなる開発体制について、同社執行役員 研究開発副本部長 兼任 ゼネラルマネージャー 中村氏により説明が行われ、商品力の向上と開発スピードの加速を目的とした4つの改革を掲げた。
1:企画監修の徹底: 開発初期にプロジェクトの芯を固め、途中の軌道修正を最小限に抑えることでスピードアップを図る。
2:スペックと演出の最適化: マーケティング部門やプレス部門も開発初期から参画。「アニメファンの心を動かす納得感」があるかを多角的に検証する。
3:「脳汁演出」の強化: 若手ディレクターが中心となり、SNSでの拡散も意識した映像・サウンドのインパクトを徹底追求。プレイヤーに官能的な快感を提供する。
4:デザイン改革: 若手社員とデザインチームがタッグを組み、盤面やUI(ユーザーインターフェース)に「若者が触りたくなる」洗練されたビジュアルを取り入れる。
すでにその成果は現れており、昨年末導入された『L無職転生』は2025年発売のパチスロ機で初日稼働において年間2位のイン枚数を記録し、同社最高の実績を叩き出した。
中村氏は「ニューギンはパチンコメーカーとしての認知度はあるので、今後はパチスロメーカーとしても認められる機械づくりを行っていく」とした、今後さらなる「プレイヤーに寄り添ったスペック開発」への注力を約束した。
またスペシャルゲストとしてニッポン放送の吉田尚記アナウンサーが登壇、吉田アナウンサーは35年の超アニメファンとして本プロジェクトについて分析を行った。吉田氏は海外のアニメイベントへMCとして登壇するほど「日本のアニメといえば吉田アナウンサー」というくらいの抜群の知名度を誇る。
吉田アナウンサーは、現在の高校生の8割以上がアニメを視聴し、その多くが「推し活」という消費行動に積極的である現状であるとし、「アニメファンにとって、2次元の映像体験が、光・音・振動・風を伴って立体的に体験できるパチンコ台は、いわば『最小のテーマパーク』だ」と絶賛した。
さらに、ラインナップについても「コアなアニメファンが作っていることが一目でわかる」と太鼓判を押す。『eリコリス・リコイル』においてはまずは「美少女二人をじっくり見たい」「ガンアクションに釘付けになりたい」といった原作ファンがはじめてパチンコに初めて触れる際の楽しみ方を予想した。また主演声優による新録の楽曲やセリフが搭載されている点に触れ、「遊技機でしか体験できないコンテンツがあることは、IP(知的財産)の寿命を伸ばし、アニメ業界にとっても非常に喜ばしいこと」と、両業界の相乗効果に期待を寄せた。
アニメという共通言語を通じて、若年層と既存ファンを繋ぎ、業界全体を「アップデート」する。ニューギンの挑戦は、パチンコホールを「アニメの新たな発信基地」へと変貌させようとしている。
