展示会速報

ダイナムPB機史上初、スマパチ遊技機「eA夏色日記GO」を発表(ダイナム)

展示会速報 ダイナムPB機史上初、スマパチ遊技機「eA夏色日記GO」を発表(ダイナム)
株式会社ダイナムは、2024年11月12日(火)、プライベートブランド遊技機(以下、PB機)ごらくシリーズの新機種発表イベントを開催した。発表イベントでは、同社のPB機史上初となるスマパチ遊技機「eA夏色日記GO」の新機種プレゼンテーションを実施したほか、担当役員よりPB機開発の目的・業界課題への取り組みについて説明が行われた。

主催者挨拶:株式会社ダイナム代表取締役社長 保坂 明
本日は、ご多忙の中、弊社PBの発表会にお集まりいただきまして誠にありがとうございます。このような規模での発表イベントは、ごらくブランドの立ち上げ以降、約10年ぶりの開催となりました。この後、開発にあたっている佐藤、早川から詳細をご説明申し上げますが、このたび発表する機械は、PB機として初のスマート遊技機であるほか、PB機開発の目的という部分では、高騰し続ける遊技台価格の対策であったり、お客様のニーズを叶えるスペックというところで、PB機開発における大きな転換期になる機械だと認識しております。 開発にあたっては、豊丸産業様に多大なるご協力、ご助言をいただいており、この場を借りて心より感謝を申し上げます。12月より全国のダイナムグループ店舗へ導入されますので皆様、どうぞ宜しくお願いいたします。

PB開発の目的と業界課題への取り組み:株式会社ダイナム 常務取締役 佐藤 公治
ダイナムは「パチンコを誰もが気軽に楽しめる日常のごらくに改革する」という創業当時からのビジョンのもと、2006年から約90,000台のPB機を開発し、2018年には「お客様の声をカタチに」というテーマで『ごらくブランド』を立ち上げました。パチンコを気軽で安心して楽しみたいというお客様の要望に応えるべく、甘デジを中心とした機種を提供してきましたが、近年、業界では参加人口の減少や若年層の新規ユーザー獲得が課題となっています。 一方で、遊技機の価格は半導体など、部材費やソフト開発、コンテンツ利用料の高騰、さらにファン減少による1タイトルあたりの販売台数の減少により、この20年間で2倍以上に上昇しています。この結果、最終的にはお客様への負担が高まり、さらに参加人口が低下するという悪循環を招いています。
 このような課題を踏まえ、ダイナムは業界の未来を見据えた新たなPB機「ZGO」を発表しました。この新筐体は、カジノマシンのようにソフト交換感覚で新しいゲームを提供できる全面液晶設計を採用し、画面サイズは業界最大クラスの25.2インチに及びます。これにより、セル盤面の要素も映像で再現でき、斬新なゲーム表現が可能となりました。さらに、この構造により、「遊技台価格の高騰抑制」「入替作業負荷軽減」「環境への配慮」の3つの業界課題に対応しています。
 まず、「遊技台価格の高騰抑止」についてですが、可動役物を全面液晶に置き換えることで、部材コストの削減と機械単価の抑制が可能となり、今後も継続的な機種開発を通じて、遊技機の価格を現行の約半分まで抑制できる見込みです。
 次に、「入替作業負担軽減」についてです。現在のパチンコ筐体は平均で約40キロと、15年前と比べ1.5倍近く増加しています。中には60キロを超える筐体もあり、作業負担の増加が問題となっています。本機では、筐体の基板や盤面のみを交換する構造を採用しており、これにより入替作業の大幅な負担軽減が期待されています。
 最後に、「環境への配慮」も重要視しています。ZGO筐体は液晶の継続利用を可能とする設計となっており、使用済みパーツのリユースも積極的に進める方針です。この筐体を長期間活用することで、持続可能な産業としての基盤を強化していきます。
 今回の新筐体は、豊丸産業様と協力し、「業界初のスマートパチンコ機新筐体」として完成しました。ダイナムグループでは、12月より全国で順次導入を開始予定です。今後も、ダイナムは本機を通じて『パチンコを日常のごらく』にすることを目指し、お客様に愛されるホールとして、業界の発展に貢献したいと考えています。

新機種プレゼンテーション:株式会社ダイナム 商品部長 早川 大悟
私からは本機種のコンセプトや特徴についてご説明させていただきます。
まず1点目は「全画面液晶を活かした斬新な演出」です。最近のパチンコでは3D映像や役物など、過度な演出が非常に多く、ライトユーザーやシニアのお客様などからは、複雑で分かりにくいという声をよくいただきます。その声を反映して、ZGOシリーズでは、全画面液晶なのに図柄の動きを見てドキドキできる、パチンコ本来の楽しさが味わえるような開発コンセプトを立案いたしました。
 盤面はCGで表現し、図柄が動く領域はお客様が見やすいよう、実際の店舗のイスの高さに合わせ、程良いサイズに抑えています。図柄がテンパイするのを期待して、リーチが掛かったら「止まれ~」とドキドキする、そのようなパチンコ本来の楽しみ方を味わえる機械に仕上げています。ただ、味気なく感じられるお客様もいらっしゃると思いますので、ZGOシリーズでは、ここに「飛び出す」演出表現を搭載することにいたしました。群予告以外にも、疑似役物が飛び出したり、パトランプが光るなど、さまざまな飛び出る演出がお客様の気持ちを盛り上げてまいります。
 次の特徴は「遊びやすいスペック」です。PB機では、導入後に必ず全店でお客様アンケートを実施しております。その中で、最も要望が多いのが、「とにかく遊べる機種が打ちたい」という声です。昨今のパチンコ業界は、高射幸に偏った機械販売となっており、玉単価が低い機械の販売は減少傾向にあります。そこで我々ダイナムは、お客様にとって長く遊べる機種とはどのようなものかを考え尽くし、夏色日記のスペックを決定しました。大当り確率は1/89~1/77で、一般的な甘デジ機よりもさらに当たりやすい確率になっています。 また、電サポ後190回転で遊タイムに突入するという遊びやすさも魅力の一つです。我々としては、特に1円コーナーのお客様やライトユーザーのお客様に新定番として長く遊んでいただきたく、夏色日記を低玉単価の確変ループ機として開発しました。夏色日記はスペック表を見なくても、誰でも安心してご遊技いただける機械になっておりますので、ぜひ楽しくご遊技していただければと思います。
 最後の特徴は、PBだからこそできる様々な取り組みと新機能です。夏色日記の開発には開発担当以外に店舗従業員も関わっています。社内のコンクールで表彰された絵が上手い従業員には予告や大当りの映像を描いてもらい、歌が得意な従業員には楽曲のボーカルを担当してもらっています。その他のプロモーションにも多くの従業員が参加しており、夏色日記は全社一丸、ダイナム従業員みんなで作ったプライベートブランドになっています。
 また、今回の機械には遊技台価格を下げるための工夫の1つとして「広告機能」を搭載しています。パチンコ機としては初の試みだと思いますが、遊技中、デモ表示中の特定の時間に広告が流れます。こちらもホール企業が開発するPBだからこそ可能となった機能であると言えます。広告主様も長くターゲットとなる客層に自社商品を訴求できるメリットがあると思います。さらに、オリジナルPB機としては、初めての有名アーティスト楽曲を搭載しました。それ以外にも液晶輝度調整機能、音量カスタマイズ機能など、さまざまな新機能を搭載しております。
 お客様の声を形にした我々の新機種「eA夏色日記」は全国ダイナムグループに2,000台、12月16日より順次導入を開始します。また、来年以降もZGOシリーズを続々リリース予定ですので、今後ともよろしくお願いいたします。

同社では「パチンコ・パチスロを気軽に楽しめる日常の娯楽に改革する」という経営ビジョンのもと、2006年よりPB機の開発に取り組んでいる。2018年からは新しいPBブランド「ごらく」を立ち上げ、これまで95機種、約90,000台※を開発・導入した実績がある。また、機種のスペックは、大当り確率1/100以上の遊びやすいスペックが中心となっており、誰にでも親しみやすいPB機開発を目指している。※eA夏色日記を含む

今回発表された「eA夏色日記GO」は、ごらくシリーズ30機種目にして初のスマートパチンコ機となっており、12月16日(月)よりダイナムグループの店舗へ2,000台が順次導入される予定となっている。

スペック
通常時大当り確率:1/89.8(設定1)?1/77.7(同6)
高確率中大当たり確率:1/19.9(設定1)?1/17.2(同6)
確変突入率:50%
確変継続率:約66%(設定1)~約68%(同6)※残保留、時短引き戻しを含む
賞球数:1&1&3&9
カウント数:10カウント
大当り出玉:5R、450個(通常確変共通、通常時のみ電サポ30回が付随)
遊タイム:低確率状態220回転消化(時短10,000回)


(C)TOYOMARU
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