サミー株式会社は18日、大人気シリーズの第5弾「CRぱちんこ北斗の拳5 覇者」の展示・発表会を都内東京ドームシティーで開催した。

展示・発表会では、本機のPV上映に続き、同社代表取締役社長の青木茂COOが「2013年は原作・北斗の拳が誕生して30年になる。弊社としてはもちろんこれだけではないが、まずはその年に本機を市場投入して盛り上げていきたい」と挨拶。続いて、副社長で研究開発統括本部の小口久雄本部長、営業本部の後藤正人副本部長、営業企画部遊技機広報グループの山口智行氏が新機種のセールスポイントなどを紹介した。

前作「剛掌」の正当後継機として3年の時を経て登場、新筐体となった「覇者」は、ゼロアタッカーと名付けたダブルアタッカー方式を採用。大当り中、上下並行に設置されたアタッカーが交互に開放し、ほぼこぼしなくアタッカーに入賞する。剛掌と比べて30秒以上短縮した高速消化を実現したという。さらに確変中、大当り中、オール右打ち仕様となっており、激しいバトルをストレスなく楽しめるように進化した。

スペックは、大当り確率1/392、確変中1/39.7、確変継続率80％はほぼ剛掌と同じだが、電チュー消化時のHYPER BONUS（16R大当り・出玉約2400個）の振り分けが41％から50％にアップ。ダブルアタッカーの搭載と相まって、高い出玉性能も特徴的だ。

演出面では、シュウ、ウイグル、リュウガなどを加え、シリーズ最多のキャラクターが登場。さらに一定時間経過するとカイオウとのバトルも選択可能となる「RTC機能」も搭載している。

また、当日の展示・発表会では、「パスタ巻いてる？」でおなじみのお笑い芸人・Hi-Hiと、北斗の拳百裂の大当りラウンド中の楽曲「ピエロ」を歌った上木彩矢さんがゲストで登場、トークショーを行った。また、大の北斗の拳好きというHi-Hiは、北斗の拳をネタにしたコントも行い、会場の笑いを誘っていた。

ホール導入は2月上旬を予定している。