2011年7月に石川県輪島市で発生した乳幼児の車内放置死亡事件を受け、警察庁は7月27日にホール団体へ再発防止対策の徹底と、子供が乗車している車の来店拒否を検討するように通達した。

近年は毎年夏が近づくと、車内放置による熱中症が原因の乳幼児死亡事故が発生。見回り・監視体制を強化するホールも見かけられるが、あくまで自主的なものに留まっていた。また、乳幼児を預けることが可能な託児施設を併設しているホールも限られている。

本通達では04年以降、乳幼児の車内放置死亡事件が12件に達していることを厳しく指摘した上で、ホールに対し事故防止対策の一層の強化を求めている。