STOP 絶対やめて!乳幼児の車内放置

再発防止に注力し、放置事件を未然に防ぐ

概要

2011年7月26日、高知県南国警察署はパチンコ店駐車場で車内放置されていた児童を危険から救ったことに対し、パチンコチェーン店「玉井」に感謝状を贈った。


「玉井」では、2010年5月に同社チェーン店駐車場内で起きてしまった車内放置死亡事故を教訓に、警備体制を強化。1時間に1度の巡回実施や、警備担当者を増員したほか、事件が起きたケースと同一の「スモークガラス」「カーテン」の付いた車を重点的に確認するなど、対策を進めてきた。


その甲斐あって、2010年8月に1件、2011年1月に1件、車内で放置されている幼児・乳幼児を救うことができた。また、2011年6月にも、小学校3年の児童2人が無事救出されている。


南国警察署で行われた表彰式では、玉井の宮地真人社長に感謝状が渡された。宮地社長は「社員が一台ずつ確認を重ねたお陰。一層、再発防止に努めたい」とコメントを残した。

編集者記

一度起きてしまった事件。それは、無かった事には出来ません。
ですが、その痛みを忘れなければ、同じ過ちを繰り返すことは無くなるはずです。


最も罪深いのは、「ちょっとくらい大丈夫」という甘い考えで放置してしまう親や保護者ですが・・・
「ウチには関係ない」「起きるはずがない」と注意を怠ってしまうことも、また罪の一つとなります。


車内放置はひとりひとりの意識で、変えていくことができます。
か弱い命が失われないように、心がけていけるようにしていきましょう。

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