まーくん1964さんからの回答
日時:2012/07/03 04:38
ゆっき-??さんのは「確率の定義」で、その通り。正しいですよ。 ただ、少し付け足すと… 「無限大∞」は数学の理論上は存在しますが、現実の世界には存在しないもの、です。学問上、人間が作った概念ですね。 現実の世界は「有限」です。確率というのは、この「有限」の中で試行回数を増やすに従って、その本来の確率に近付いていく=収束に向かう…(ここに確率に近付ける何らかの力が働くとかは、当然ありません)。 では、現実にどの程度試行すれば本来の確率に近付いたと言えるのか? ここで一つ例を出してみます。 …確率を教えず何人かに実際に200回試行してもらってその確率を求めさせた…とします。 確率1/2の場合。 200回も試行すれば、ほぼ全員が「確率1/2」と答えるでしょう。 確率1/10の場合。 200回程度ではまだバラツキがあり、はっきりと確率1/10とは答えられないかもしれませんね。 では確率1/4000は? 200回程度の試行ではほとんどの人が0回でしょうが、中には1、2回引く人もいるでしょう。本来1/4000の確率のはずが、その人にとっては1/100だったり1/200だったりするわけです。 何を言いたいかと言うと、「確率が収束していくスピードは、分母によって違う」ということ。 自分が言いたかったのはこのことなんです!! 皆さんも設定推測に「小役出現率」や「ボーナス出現率」なんかを使いますよね? で、設定推測において信頼度が高いとされるものは、「確率分母の小さいもの」です。 これは上の例のように比較的早く、本来の確率に近付くからですね。 で、今回のゆうくんさんの質問は、要約すると…「確率の低いものは出現率が偏りませんか?」となると思います(もちろん何らかの力が働く、とかはナシです)。 どうですか? その通りだと思いませんか? 確率分母が大きいと確かに目に見える出現率は偏り安いです(確率統計学上これを「分布」と言います)。更に極端に良かったり悪かったりするとなおのこと印象にも残り安いですね。 ところで、ゆっき-??さんって不思議な方ですね。ある時は理論派だったり、ある時はオカルトもありーのの感覚派だったり。 ちなみに自分は完全無欠の理論派です。