黒兵衛さんからの回答
日時:2018/05/25 08:02
その問題は事情が幾重にも重なった難しい問題なんですよ。 そもそもの発端はユーザーの平均消費金額が異常に上がった事に警察庁が指導を入れた事にあります。ギャンブル依存対策の政策やいわゆるカジノ法案もありましたから、突っ込まれるのは確実なんで先手を打った形です。 釘曲げを撲滅を掲げて猶予期間を与えた上で市場調査が行われる事に。まぁあるべき釘に調整しとけよってな感じだね。既に指導がかなり厳しくなっていたんで、当然お店側は無視せずに調整にはいる。 結果は300台弱だったかな?調べて法的にセーフの台は0台。 まぁ異常だわね。この指導は本気レベルの指導ですから治らない、ましてや治った台が無いんですから。 で業界全体に調査命令をかける訳です。 そして出た答えが「試験時に持ち込まれた台と出荷時の釘が違う」となったんですな。 んじゃ持ち込まれた釘に直せばええやんって事になりそうですが、試験時に持ち込まれた釘自体が違法な釘状態だったんでまぁ大変。 釘ってのは「おおむね垂直」がルールなんですが、試験時時点で大幅に曲げられた状態。更には設置事には必ず検査をしてますから。 当然、矛先は警察庁に向いてしまいます。なんの仕事してたんやって話ですからね。 責任問題の根元が自分自身だったもんだから、もう何とか流すしか無くなるわけです。 そして狙い通り、現状のもやもやとした釘問題になってる訳ですな。 警察側も強く言えませんから、違法機は即撤去のスタンスから徐々に無くして行くように。となったんです。 といった訳で、強く言うと矛先が自分に向くであろう今は、ほとぼりが冷めるまでなんとなくで済ましてしてるのが現状ですかね。