●アレパチとは ちょっと寄り道しまして、「アレパチ」について軽く説明して参ります。 今の人にとっては全く馴染みはないでしょうな。20年以上前から打っている方は、あの鉄火場感・出玉感は思い出に残っているのではないでしょうか? 僕が打ち出した頃は既に時代はとっくに終わっており既にレア台だったのですが、たまたま1番近いお店に「エキサイト」があったので常連のおじさまに教わり、リセットモーニングを狙ってカニ歩いてましたね。 今思えば僕の世代でこういった体験が出来たのは非常に幸運でした。
◇アレパチの基本的な仕組み 盤面下のナンバーランプが特徴的。 現存の台と仕組みは大きく違います。16玉で1ゲームとなっていて、1ゲームで獲得した得点によって玉が払い出される仕組み。 数字のポケットに入れ、連番でポイントとなる。大当り時は物理的に入りにくいポケットが電チュー入賞で点灯するため、最高得点の10点(160玉)が容易に獲得可能になります。 今でも名残で盤面下に数字のポケットがあったりしますね。 ◇エキサイトの魅力 エキサイトはモード抽選方式を採用しています。16個のモードがあり、この内大当りの可能性があるのが1つ(天国モード)のみ。天国モードは2/16で大当り。全モード1/16でモード移行するので約1/250で天国に移行します。 演出はテンパイ音「ピュイッ!!」のみ。このピュイッ!!が脳汁ポイント。天国滞在時はピュイッ!!が1/4程度で出現。ピュイッピュイしてるとチャンスなんですねー。当たる時はピュイッ!!っと言った次の瞬間に「パンパカパーン」ってあっさり当たります。 また、モード移行時にもピュイッ!!が出やすいのでなかなかヤメさせてくれないのですよ。テンパイ音だけが出やすくなるフェイクモードもあったりするので、一筋縄ではいきませんが。 大当り後は天国モードなので、1/16の転落を引くか2/16の大当りを引くかドキドキ。 そしてなんと言っても朝イチがアツい。朝イチ台は1/8で天国モードスタートとなります。いわゆるモーニング機能です。朝イチ数回転だけ回してカニ歩く立ち回りが非常に有効でした。 電源オンオフで朝イチ状態になるので、エキサイトに限らず「朝一モードがあるような台は」営業中の夕方頃にリセットサービスがあるお店なんかもありましたよね。リセットサービスというよりはハマリモードがあまりにも辛すぎて稼働がイマイチ上がらないので、テコ入れ的な感覚だったのかもしれませんが。 アレパチは一発台タイプと連チャンタイプに大分されます。その連チャンシステムから「射幸心を煽る塊」でした。いわゆる「モード式」を多く採用しており、乱数発生も強烈な偏りが発生する仕組みもあったりと過激になりすぎてしまった事で当局が介入する事になります。 アレパチとか雀玉とかは現在でも作れるようなので密かに期待しております。雀玉はちょこちょこ話を聞きますがどうなんでしょうね。 えーと。少し説明が下手くそでしたかね。分かりにくかったらごめんなさい。 まぁそんな感じで朝イチ台をひたすらに狙ってカニ歩くようになりました。 といっても当時はここまで情報は詳しく知りませんでした。旧台の情報を知る事ってなかなかハードルが高いものでしたから。 「朝イチがアチぃ!」って事しか分かりませんでしたし、常連さんに出会わなかったら知り得ない情報でしたね。 朝イチはエキサイト。打つ台が無くなったらお店を移動して羽モノってのがおいらの日常でした。 (C)藤商事