「価格破壊」 約10年以上前に流行った言葉。今は死語になってしましたが… その頃は世の中が冷え切っており、賃金アップが望めないなら、価格を下げて生活を楽にしようとする動きがあった それには消費者は歓迎で、牛丼やガソリンや全ての商品で安売り合戦に… しかしこれはデフレであって、安い賃金で働くことになり、決していいことではなかった 価格は適性でなければ、利益は生まれない 近年はネットにより、業界や物の価格を調べることが出来る 少しでも安いとこに頼むのが人間の心情 しかし安すぎても問題がある 何年か前に、長距離バスの事故が相次いだが… 価格を安い設定をした為に、1人運転常務や長時間労働になり、安全性が損なわれた また以前は牛肉が生で食べられたが、生で食べるに菌が付着しやすい肉の周りをカットするトリミングという作業があり、これを省略すると安全性に問題があった 安全性、信頼性、耐久性、アフターケアなどを考えると適性価格である必要がある 公共工事の一般競争入札も、予定価格により近い業者が選ばれやすい 安すぎても高すぎてもいけない適性価格をもう一度見つめたい