パチスロメーカーで構成する「回胴式遊技機製造業者連絡会」は、メーカーなど業界関係者向けに「のめり込み防止に関する自主的な措置」に関する内容を説明した。 この自主規制に対応したパチスロ機は「5.5号機」という名称で呼ばれ、ATの概念こそ残るが純増1枚未満となる見込み。 以下は「のめり込み防止に関する自主的な措置」に関する概要。 【ポイント】 ●名称に関して ・「5.5号機」と呼ぶ 出玉管理をメイン基板で行うパチスロ機を「5.5号機」と呼ぶようになる(現在はサブ基板制御) ●出玉性能やシステムに関して ・ATは残るが出玉が増えない形式に限られる(純増1枚未満) ・1日で2万枚を超えない出玉設計になる ・純増はARTタイプ1.8~2.3枚、A+ARTタイプ1.8~2.0枚とする ・ベース(1Kあたりの回転数)は40G程とする 仮に純増2.3枚で9000G消化出来ても、最大20700枚が限度。出玉性能としては「緩やか」になる見込みです。なお、純増に関しては各種ボーナスを含みます。 ●時期に関して ・今回の自主規制は12月1日以降の型式試験申請分から適用 ・11月30日までに申請された新台の設置は2016年7月末まで 上記のポイントから、ATは出玉増加の機能としてでなく、コイン持ちが良くなる機能(例:リオパラダイスやゴルゴ13など)として使われる事が予想されます。 今後もパチンコ、パチスロは規制等の動きがあると思いますので、何かありましたら引き続きお伝えしていきます。