ボタンプッシュでリールが逆回転したり、レバーONで「7」が揃って上乗せしたり、ここ最近のパチスロは演出も派手になりましたが、これらの「疑似遊技」演出が、2015年12月の型式試験申請分よりNGになります。 疑似遊技に関するNG事項 ●レバーやボタンを本来の目的以外で使ってはいけない →レバーはリールを動かして抽選するもの、ボタンはリールを停止させるもの。それ以外で使ってはいけませんということ。 ●演出用ボタンを搭載する時は、演出用基板に繋げること →リール制御などを行うメイン基板に干渉してはいけない 大きく2点です。 つまり、どんなのが禁止になるのさ!という声が聞こえてきそうなので、「現行ルールではOKだけど、このルールが適用後はNGになるパターン」を現行機種を例に紹介します。 ・弱レア役成立後、レバーONでリールが動き、リール停止で強レア役に変化するような演出 →麻雀物語3「昇格」など ・レバーONのたびに「7」が揃い、セットやゲーム数の上乗せを行う演出(いわゆる0G連) →スーパービンゴNEO「セブンドリーム」、鉄拳シリーズ「鉄拳アタック」など ・BETボタンや精算ボタンなどボタンPUSH時に上乗せ抽選を行う演出 →御伽屋HANZO「究極全入力上乗せ」など 以上のような演出を搭載した機種は、12月以降の型式試験申請分より不適合になります。 疑似遊技に関しては、時間の無駄だから要らないって人もいれば、演出の幅を狭めるという人もいて、賛否両論になりそうです。 また、天井に関して。噂レベルですが規制が入る可能性があるそうです。 これまでの流れとして、 【昨年9月】 警察庁 →天井機能はのめり込みに影響してる問題事項。ルールを決めてください。 【今日まで】 パチスロ業界団体の対応 →天井恩恵とか一撃性を減らしたので、のめり込み対策しました。 【今年】 警察庁 →天井はいずれ廃止になるもの と天井への認識は厳しい方向に進んでいます。天井規制はかなり影響範囲が大きいため、業界団体としては何とか残そうと動いている模様ですが、果たして・・・。 行く末は続報が入りましたらお知らせします。