多くのホールがメイン機として扱う「MAXタイプ」に関して内規変更が行われる模様です。大当り確率と出玉に関する規制で、将来的には設置機種のスペックがガラッと変わる見込みです。 ざっくりと解説。 【内規変更の対象機種は?】 ●獲得遊技球数の期待値が6400個を超える機種 →いわゆるMAXタイプのことです。大当りから確変終了まで、一連の流れを終えて期待値が6400個を超えている機種すべてとなります。 【内規変更ってどんなの?】 1・初当り確率の上限が最も重くても1/320まで 2・初回大当りの出玉なしは禁止 3・初回大当りの出玉は最大出玉の1/3以上&600個以上 →3は初当り期待値が6400玉以下ならOK 【こんなタイプはNGになる】 ●バトルタイプ →出玉なし大当り(2R確変など)で確変突入、バトルに敗北(2R通常)して確変終了のようなタイプは出玉面でクリア出来ていないためNGです。 ●STタイプ →2R確変などでSTに突入して、その後のSTで当りを引けずにスルーした場合も出玉が獲得できていないためNGです。 ※どちらも確変スタートから確変終了までに1度は規定の出玉を得られる仕様であればOKです。 上記のような内規変更になります。パチスロの「AT規制」よりは重要性の低い変更ですが、MAXタイプには人気機種、人気シリーズが多数あるので、新しいスペックやゲーム性を求められます。 なお、いま設置している機種は検定を更新すれば一定期間はホールで稼働させることは可能ですし、かつ、2015年10月の検定通過分までは現行のMAXタイプと同様のスペックを出すことも可能です。新内規対応機種と現行内規機種、ホールさんはどう扱っていくのか注目です。 また、噂段階ですが、V確変タイプに関する内規変更も検討されているとか。こちらは続報が入り次第、お届けします。 最後に・・・。 今回の内規変更。目的が「パチンコへの『のめり込み対策』」らしいのですが、スペックの荒さを抑えれば「のめり込まない」のかと言われると、「?」な部分を感じます。今は甘デジや1パチの低貸し遊技も自分で選べるので、打ち手の自己責任じゃないのかなあと感じた部分もあります。 内規変更に関して、アンケートを実施中ですので、サイトトップのリンクより是非投票お願い致します。