現在のパチスロシーンの主役とも言える「AT機」に規制が入ることになる模様です。擬似ボーナス、ATやARTメインで増やすタイプが今回の規制の対象で、高純増AT機などは将来的に姿を消すことになりそうです。 ▼どんな規制が入るの? ・常に(AT中含む)どの押し順からでも最低出玉率55%を超えること この規制が入ることで検定通過が厳しくなるのが、AT・ART機タイプ。なぜこのタイプが厳しくなるか、まずは現在主流のAT機の仕組みを説明しておきます。 【現在の主なAT機の仕様】 通常時:ナビが無い状態 ●中・右リールから停止させると小役は獲得できるが、ペナルティーが発生(ATに突入しないなど)する ●左第1停止で獲得可能な小役はほぼ成立していない ●出玉率が低い AT中:ナビがある状態 ●中・右リールから停止させてもペナルティーなし ●押し順ナビにより中、右リールから停止させる小役が獲得できる ●出玉率が高い この出玉率の差で出玉の波を作り出しているのが今主流のAT機です。しかし、これからはAT中であっても押し順ナビに従わないため、「どの押し順からでも最低出玉率55%」は超えられなくなります。 ▼どんなタイプならOK? どの押し順でも出玉率が大きく左右することがないタイプで、現状では、出玉増加のメインがボーナスの機種と言えそうです。 例にあげると、ジャグラーシリーズや交響詩篇エウレカセブン(初代)などのような機種が挙げられます。 これらの機種は、ボーナスにある程度当選し、払い出しのある小役も搭載されているため、現状では、これらの機種が今後増えるのではないかと見られます。 なお、この規制に関しては9月16日以降に保通協へ試験持ち込みされた分から適用、それ以前に持ち込まれた分は現行の試験で行われる。 ▼その他の規制に関する噂 【天井がなくなる?】 9/4現在では確証は得られていないが、「天井機能がパチスロのめり込みの一因となっている」ため、天井機能の存在も規制の対象になる可能性あり。 【ベルリプレイは禁止?】 有効ラインにリプレイが揃っているにも関わらず、有効ライン以外にベルが揃う機能が検定不適合の事案となっているとの噂あり。 以上のことから、現在AT機で当たり前のように行われていることが、ほぼ不可能になる可能性もあるという。 この動きを受けて、業界内ではメーカー、組合などを中心に対応に追われている状況です。 攻略入門コーナーにて、近日中にアンケートを行ったメーカー、ホールの声を紹介予定です。もう少々お待ちください! また、ユーザーさんへのアンケートも行いたいと思っておりますので、実施の際はご協力いただけますようお願い致します! ※9月5日 攻略入門コーナーにAT規制に関する記事をアップしました。 ※9月5日 AT規制に関してアンケートコーナーにてアンケートを実施しました