前回ログで、期待値は機種ごとに考える必要がないということが何となく伝わったでしょうか。 では期待値というものを稼いだり、積み重ねたりして収支を増やすのでしょうか? 通常状態での消化ゲームに対して発生しているのが期待値です。 当たった後の数字は、あらかじめ計算されたものを使用していますので、期待値発生の抽選は通常時の抽選という意味です。 そしてその抽選は、独立した抽選なので、決して積み重ねるものでもないし、返ってくるものでもありません。 言うならば ただの言葉のアヤです。 その事を理解した上で使用しているのであれば問題はありませんが、理解が不足した状態、即ち都合良く解釈された言葉として使用すると誤解が生まれます。 ニュアンスとしては難しいのですが 実例として 回る台で多くハマれば、当然通常回転数が多くなり、それに対する期待値の額も上がります。 では、その期待値が返ってくるのはいつ? こういった疑問に正確に答えるには、難しいときがありますね(^^; 正確な答えは無いから。 ですので、私が初心者に説明するのであれば 確率分母に対する試行回数が伴えば、確率に近い値で当たりを引いてしまう。 大当たりを引きたくなくても、引きたくても。 100分の1の確率で抽選を受けたのであれば、100万ゲームも回せば95~105以内の値で引いていると思う。 1000万ゲーム回して120分の1や80分の1であれば、正直プログラムのバグを疑うレベル。 パソコンに詳しい方ならご存じの通り、完全なランダム抽選を作り出すのは不可能です。 規則性が無いものを作れない以上、仕方ないことですが(^^; かといって、規則性を持たせているわけではありません。 ランダム関数を複数用意すれば疑似ランダムが出来上がるし、実際にへそ入賞、レバーオンは人為的なランダムです。 話はそれましたが 確率とはそういうものです。 だから、今日悪かったから次が良い。 逆も同じ。 といったことはないから、出きる限り良い状態での抽選を頑張って受けよう といいます。 それを『積み重ねる』や『稼ぐ』と言った表現は、知らずに次以降の稼働に期待してしまうし、少しでも続けば疑心暗鬼になるのが人間です。 最悪、誤解を生むもとになりますので、注意が必要ですね。