バ「すげぇ…これで30連ですか」 ル「ホールだと、だいたい40k発ぐらいですかねぇ」 デ「貴方こそ真の進化系だっ!!皆の者、イケメソ閣下に敬礼!!!」 イ「(ドヤッ!!!)」 イケメソ先輩持ち込み企画「進化系No.1決定戦」。出落ち画像の通り、イケメソ・サイクロン号の圧勝という極当たり前の結果と相成ったわけでございます。この結果、進化系No.1は「仮面ライダーMAX」でファイナルアンサーなのですが、これで終わるにはいささか忍びない…。 イケメソ先輩が如き”ドヤ顔”で自慢する以前に萎えてしまう、日本有数の”不愉快コネクション”を持つ私目。お盆の時期となると、地方へ散らばっている友人・知人連中がこぞってパーラー養豚場の門を叩いてくるわけでございます。 「オレんちに来るより、御先祖様に線香の1本でも点けて上げなさい」と諭してやるのですが、そんなもん何処吹く風。フェイバリットな食物や飲料を持参し、明け方まで遊戯して帰って行くのが通例となっております。 そんなお盆の真っ只中、非常に珍しい客人が我が家を訪ねて来た。数年ぶりの再会に、いつもは冷静沈着(棒)な私もテンション・アゲアゲ状態となってしまった人物…そう、イケメソ・ブラザー(弟)その人である。因みに私は、この御方からパチンコのイロハを教わりました。 ブ「太っちょ(ブラザー先輩のみが使用する私の仇名)、兄貴には内緒にしておけよ?俺、リングで16連したんだよそんでさ~、誰しも思うじゃん?俺がホールのヒーローだって?」 デ「…その口ぶりだと、居たんですね?先輩を超えるツワモノが?」 ブ「うん、兄貴」 デ「内緒にする意味無いじゃないですか!?」 ブ「あのオッサン、しばらく養分だったくせに、タロウで30箱は持ってたぞ!?ありえね~!」 デ「ウチにある進化系台のNo.1を決める大会で優勝してからというもの、かなり調子が良いらしいっすよ?」 ブ「兄貴は何を打ってたの?」 デ「ライダー打って33連です」 ブ「まぁ、プロジェクトYOHBUNっつう番組が有ったら、間違いなく取り上げられてるね。負けても負けても歯を食いしばって立ち上がり、進化系打って更なる進化を遂げる!俺とは違って無駄に顔だけは良いからさ、女子人気すんごいことになるだろうね~。そんで、お前は進化したの?」 デ「進化というか…退化ですねぇ。この前の大会も全然でしたし、まともに引けたのイケメソ先輩ぐらいっすよ。同席したバジュラもルンルンも小当たりすら引けない有様で…」 ブ「俺さ~、バジュラは知ってるけど、ルンルンって知らねぇわ。俺、何気に御無沙汰じゃん?すっかり浦島さんなんだよね~」 デ「5年前くらいに奥州から美濃に引っ越して、尾張行って、今は三河っすか…ルンルンは先輩が美濃に行ったぐらいに入った輩でして」 ブ「野郎?娘?」 デ「一応、娘の方ですね」 ブ「呼べ!!太っちょ、呼べ、つうか呼んでくれっ!!(懇願)女人禁制の職場で仕事をする身の上を察してくれっ!!」 デ「呼びたいのは山々なんですけど…俺の同期にブサカワっていたじゃないですか?そいつと小旅行中です」 ブ「ふぅ…俺もこのままだとあっと言う間に退化だな。進化してぇ!太っちょ、俺、進化してぇよ!!」 デ「お兄様同様、十分に進化してるじゃないですか?(頭皮を刮目)」 ブ「頭を見るな!!頭だけは見てくれるなぁぁ!!!」 昔から大変気さくで面白い方なのですが、「兄貴が陽なら弟は陰」と巷ではよく言われておりました。ブラザー先輩から「俺と兄貴って似てないよな?」と聞かれる度、決まって私はこう答えたものです。「パチンコの引きに関しては似てますね」と…うん、全く以てフォローになってねぇぇぇぇぇぇ!!!!!!! 兎角、お盆の最中にまさか再会出来るとは思ってなかったので、巡り合わせてくれた御先祖様に感謝、ということにしておきませう!!