完全無欠の「腰痛フェスティバル」も無事閉幕の運びとなり、御迷惑をおかけした皆々様に於かれましては、この場を借りてアツく御礼申し上げますん、プンプン!! 元からの膨れっ面が、更に膨れっ面になるのには訳がありまして…つい先日まで話は遡ります。 いつもの残念な面々(イケメソ先輩&バジュラ&ルンルン&頭皮君)が大挙して我が家へお見舞いにやってきた。とまぁ、ここまでは良しとしませう。 イ「デヴゴン、大丈夫か!?パチンコ打っても?」 バ「久し振りっすねぇ~、パーラー養豚場」 ル「今からプロポ(-ズ大作戦)打ちますんで、私のことはスルーして貰っていいんで」 頭「うぉぉぉ~~~!!初代GAROじゃないっすか!?金無い時、よく1パチで打ちましたよ~」 ………おまんら、何しに来てん? 来訪の名目上、本来なら主役である私をスルーし、各々パチンコに興じる始末の悪さ。うっ…治りかけた腰が疼いて来やがったぜ…。 あっ、そう言えば、例の件のことをすっかり忘れていた後日ヤツの家に運んで再度ギックリというのも難なので、この場でスッキリキッカリ本人に渡しちゃいませう! バジュラに捧げる名機シリーズNo.2番 「CRペルソナ3MTZ」(タイヨーエレック) 甘スペックかつ潜伏/小当たり搭載機でありながら、何故か出るときは恐ろしく15Rに偏るというバジュラ的名機。元来のペルソナ好きも相まって、己がシャドウの如く採算度返しで打っていたのであった。 バ「え~~~~っ!?マジっスか!?真面目にっスか!?何処探しても売って無かったんスよぉぉ」 突如として感涙にむせぶバジュラを蔑視しながらも、淡々と回転させるイケメソ先輩&頭皮君。しかし、その光景を快く思わない御方がお一人…。 ル「どうしてペルソナってるの!?あたしには!?」 お冠にござる!この紅一点、何故か大変お冠にアラレル!!その上、ちょっと日本語がおかしいでござる。 デ「いやっ、あのぅ、アレだよ…いつもバジュラんちに行くと、オレの好きな台をわざわざ仕入れてくれたりしたわけよだから、その恩返しっつうかさ」 ル「あたしが大のペルソナ好きなの知ってて、どうしてスルーなんですか!?あたしに一声あってもいいんじゃないですか!?お金出しても欲しいですよぉ、あたしだってぇぇぇぇん!!」 イ「ルンルンの中の別人格が表に出たな。それがシャドウであり、それと向き合ってこそペルソナが生まれる。これ、豆な?」 頭「ありがたっす!勉強になります!!でも、何で4はパチ化しなかったんすかね?」 イ「3が一番人気あるとマーケティングしたんじゃねぇの?その発想からしてちょっと…」 頭「ですよね~?」 腰痛が完治していない輩、感涙にむせぶ輩、悔し泣きする輩、ペルソナトークで盛り上がる輩×2。良い意味でも悪い意味でも盛り上がりを見せた”お見舞いとは名ばかりの大パチンコ大会”いよいよ閉幕のお時間となりました。 いや、まだだっ!!まだ終わらんよっ!! 何とも形容し難い目付きでペルソナ3を見つめているルンルン。仕舞いには台を撫で始め、バジュラの逆鱗に触れる。 バ「おいおい、俺のペルソナに触るなっつうの!!」 ル「…………(無言で台を撫でている)」 イケメソ先輩が何度となく「帰ろう」と言っても、頑ななまでに動かなくなってしまったルンルン。周りから見れば”たかがパチンコ台”されど思い入れのある輩にとってみれば”されどパチンコ台” デ「ルンルンよぉ~、いい加減ゴーホームしちゃくれませんかね~?今度は絶対一声お掛けしますからっ!」 バ「わがまま、気まま、泣けば済むと思ってる。その心意気が世の中をダメにするんだよ!頭皮、お前も何か言ってやれ!!」 頭「俺、ペルソナ3の実機持ってますよ?」 デ「」 バ「」 イ「」 頭皮よ、一生のお願いですから、「空気読め」。 というわけで、頭皮君からペルソナ3を譲って貰える運びとなった生粋の泣き虫ッ娘は、まさにルンルン気分で御帰宅なさいましたとさ。 結局のところは”お見舞いとは名ばかりの大パチンコ大会(おまけつき)”でございました。それでは皆さん、御一緒に!! だが、それがいい!!!!!