今朝…いつものより早く目が覚めた 仕事だからまぁいっかと起きて洗濯機を回す 化粧して、着替えて…洗濯を干しに裏庭へ。 やけにドッグランのロープが張っている? 最近暑いから朝は必ず愛犬『華』の名前を呼ぶのが日課だった。 『は~ちゃん?…はな~♪おはよっ』 いつもなら、玄関先から走ってくるはずの華が来ない? この時は何も考えてなかった。 だって…だって… 昨日の夜やけに吠えて呼ぶから夜に外に出て 『なに?遊んで欲しいんか(≧▽≦)』 『わん!』 走って吠えていつもと変わらないってか今思うといつもより甘えん坊だった。 ご飯も完食、何も異変はなかったから。 でもいくら呼んでも来ないからデッキから降りて家の東側を見ると 華が横たわってる? 『はなー!!!』 目が少し開いたまま動かない華( ω-、) なんで?なんで?が頭の中をかけめぐる… 体は少し硬くなりはじめてたけどまだ手足はブランブラン状態… まだ、そんなに時間が経ってないって思った。 涙で華が見えなくなってもただただ名前を呼んで起きて欲しかった。 でも起きないんだよ(TДT) その声に2階から長男、次男、三男が外へ出てきた。 『死んだの?』 『なんで?』 『わからない…わからないよ』 三男泣き崩れてる… とりあえず熱くなるから小屋へ抱いて連れてった。 仕事休むわけにはいかないからタオルで覆って 『早く帰って来るからね』と。 旦那にあたしが帰るまでこのままでお願い!と言い残して出勤した。 涙で前が見えないよ。運転しながら声だして泣いたよ。 職場についても止まらないよ。 だけど…今日頑張らなきゃって奮い立たせて昼休み急いで一旦帰宅して華の顔を見た。 今日は曇ってて良かった…華は黒いから熱いの苦手だからねって話して仕事へ。 実家に電話して伝えた。 うちは亡くなったじいちゃんの山があってそこに歴代2匹の愛犬が埋葬されててね。 華も台風来る前に埋めてあげなって。 仕事終わって帰ったら…鼻から出血してた。 『なに?なんで?死因に関係あるの?』 タオルで綺麗にしてあげてバスタオルにくるんで抱いて山へ家族全員で向かいました。 【四男は昨日まで発熱してたので実家までで実家へ置いてくことに。】 長男と旦那で穴堀に一時間。 次男、三男は蚊に10~20箇所刺されながらも華を見送るんだとずっと華の傍から離れない。 皆に抱かれて最後は華が一番大好きな長男に抱かれてそのまま埋葬。 『良かったね~華。兄ちゃんに抱かれて。』 うちにやって来た頃の華。
なぜか長男が仰向けになると胸に飛び乗りそこでスヤスヤ(笑) 長男にしかしなかったな。 うちはシングル時代に番犬のためボランティアで里親探ししてた華を引き取ったのがきっかけ。
真っ黒で重低音な鳴き声に立派に番犬を勤めて10年間 華、あなたがいたからあたしは安心して留守にできたんだ。 華、あなたがいたから三男が四年生になって児童館じゃなく家に帰りたいってなった時もそうできたんだ。 華…あなたがいたから夕方の散歩も家族皆で仲良くできたんだ。 休みの幼稚園で広いところで離してあげたら
おもいっきり走ってたね。 華…あなたがいたから笑えたこともあなたがいたからあなたのために今こうして皆で力を合わせて華を見送ろうとしてるんだよ。 もぅ明日からはあたしが帰って来ても玄関横から出て来ない。 リビング横から声も聞こえない、カーテン開けても居ないって思うと涙が止まらないんだよ。 『突然死』 受け入れるには少し時間がかかるかもしれない。 最後まで元気に走ってた華にいつまでも泣いてたら怒られるから… 今日だけは枯れるまで泣かせてね。 『うちに来てくれてありがとう。』